更新日: 2024.06.19 働き方
妻がアンケート調査の仕事で、月5000円稼いだといっています。アンケートに答えると5000円ももらえるのですか?
しかし、アンケート調査は1件あたりの単価が低いため「本当に収入になっているのだろうか」と気になる方もいるでしょう。今回は、アンケート調査の単価やどのような仕事があるかを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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アンケートの単価は数円から数十円程度
結論として、アンケートの単価は案件ごとに異なりますが、数円から数十円程度が相場です。3分ほどで答えられる短いアンケートの場合、10円以下が見られます。一方で、5分程度かかるアンケートや記述式の場合は、数十円と比較的単価が高く設定されています。
Webで答えるアンケートは単価が低い
近年、アンケートサイトが続々と登場しています。報酬を現金に換金できるサイトから、汎用的なポイントに換金できるサイトまで使い方も種類がさまざまです。
しかし、いずれもスマートフォンから答えるWebのアンケートは単価が低い傾向にあります。そのため、1件10円のアンケートに答えたとしても、5000円稼ぐには500件アンケートに答える必要があるでしょう。
1ヶ月に500件を回答する場合、1日に16件以上のアンケートに答える必要があるため、家事や育児の合間に効率的に進めなければなりません。
この件数を確認すると、アンケートサイトを使って5000円稼ぐには時間の使い方がポイントになるでしょう。そのため月に5000円という金額はアンケート調査の報酬としては相場といえます。
座談会やモニターの場合は金額アップも
アンケート調査はWebで答えるアンケート以外にもあります。具体的には座談会に参加したり、ミステリーショッパーとしてモニター参加したりする方法です。
この場合、1回あたり1000円から3000円など、金額が高めの傾向にあります。しかし、座談会やモニターは、都心部でしか実施されていなかったり、平日の日中のみでの開催だったりと参加できる可能性が低くなります。
また、人気の案件は抽選になるため、なかなか当たらないといったケースがほとんどです。なお、モニター案件の例としては、育児に関する座談会や新作コスメの試作品等が挙げられます。
ただし、単価が高いアンケートは、記述式のレポートを提出する必要があったり、顔出しでの参加になったりと条件が決められているようです。
アンケートサイトは選び方がある
一口にアンケートサイトといっても、サイトごとに扱う案件や件数はさまざまです。自分が気になるサイトの特徴をつかんだ上で、自分に適したサイト選びが必要です。ここでは、アンケートサイトを選ぶポイントについて、3つ紹介します。
1.アンケートの種類を確認して登録
まずは、扱うアンケートの種類を確認してから登録を済ませましょう。サイトによっては単価が低いWebアンケートが多いところ、座談会が多いところなどさまざまです。そのため、自分がどのようなアンケートで稼ぎたいか確認してから登録しましょう。
2.案件数をチェック
2つ目はアンケートサイトが扱う案件数です。アンケートサイトによって案件数が大きく異なるため、少ない場合は、なかなかアンケートが回ってこず「まったく稼げない」といった可能性もあります。
大手のサイトや毎日新しいアンケートが随時更新されるサイトを選択すると、安定してアンケートの報酬を得られるでしょう。
3.信頼できるサイトを選択
3つ目はアンケートサイトの信頼度です。アンケートサイトは数が多いことから、セキュリティ面で信用できない、また「依頼内容が怪しい」といった不安要素も見られます。
さらに、アンケートサイトを装って、個人情報を聞き出して不正利用するケースもあるため注意が必要です。アンケートサイトに登録する際は、口コミが高くセキュリティや案件の透明性を確保しているサイトを選択するとよいでしょう。
アンケートサイトはお小遣い稼ぎに活用
アンケート調査は1件あたりの単価が低いものの、コツコツと重ねることで報酬を得られます。
メインの仕事と比較すると収入は少ないものの、ちょっとしたお小遣いを得られるため、主婦の息抜きとしてカフェ代に使えたり家族のおやつ代に使えたりと選択肢が広がります。信頼できるアンケートサイトを夫婦で活用してみるのもよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー