更新日: 2024.06.14 その他家計
出社前にドトールで朝食を済ませるのが日課です。20代独身なのでまだ節約はしなくてよいですよね?
本記事では、毎日朝食をカフェで済ませた場合にかかる費用や、20代の平均貯金額についてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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20代の朝カフェの割合は?
株式会社ぐるなびの「”朝外食”に関する調査」によれば、20代女性の朝外食をする割合が最も多いことが分かっています。20代女性のみでの朝外食の頻度は以下の通りです。
・月1回以上 28.3%
・それ以下 24.2%
・朝外食をしない 47.5%
20代男性のみでの朝外食の頻度は以下の通りです。
・月1回以上 14.7%
・それ以下 21.1%
・朝外食をしない 64.2%
この結果から、20代女性の約半数、20代男性の約4割が朝外食を日常的に利用、または経験していることが分かります。
また同調査では、朝外食に利用する店の種類についても調査しています。その結果「カフェ・喫茶店」が平日、休日ともに最も多く利用されていました。喫茶店で朝ごはんというと、名古屋の喫茶店が発祥の「モーニング」を思い浮かべる方もいるでしょう。
実際にドトールやコメダ珈琲店などの全国チェーンのカフェでも、朝ごはんの時間帯にお得なメニューやサービスがあります。
・ドトール:モーニング・セットが用意されており、一緒にドリンクを頼むと50円引きになる
・コメダ珈琲店:毎朝開店~午前11時までにドリンクを頼むとパンやゆで卵が無料でついてくる
朝に手軽にコーヒーが飲めるだけでなく、お得に軽食を摂れることが人気の一因でしょう。
朝カフェをした場合の費用相場
朝カフェを利用した場合の費用相場について、もし朝の時間帯にお得なメニューを利用した場合をご紹介します。
・ドトール(モーニング・セット) 450円~※ドリンクの種類によって変動
・コメダ珈琲店 460円~※ドリンクの種類によって変動
以上の値段を参考に、事例の場合にかかる費用を計算すると、毎月20日間出勤した場合には1ヶ月あたり約9000円の出費となります。さらに年間にすれば、10万8000円となるため、大きな金額であると思われる方もいるでしょう。
また、上記の金額はそれぞれの店での最低価格での計算です。より価格の高い商品を選択した場合には、それに応じて出費も多くなります。
20代の貯金額
金融広報中央委員会が運営する「知るぽると」の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」によれば、20代の貯蓄額の平均値は121万円、中央値は9万円でした。
平均値は、貯蓄額が高い層の影響を受けてつりあがってしまうこともあるため、中央値を参考にするとよいでしょう。貯金額の中央値はそれほど高くないように思われる方もいるでしょう。
しかし、20代に入ると、だんだん結婚や出産といったライフイベントも発生します。加えて、年代にかかわらず、予期せぬ事故やトラブルに見舞われることもあるでしょう。ある調査によれば、毎月1~3万円を貯金する人が最多であることや、「いざというときのお金」として貯蓄をしている方が多いことも示されています。
本事例の場合には、朝外食に通う頻度を変えることで年数万円貯蓄に回すことも可能です。もし20代の預貯金の平均を下回っていて不安な場合には、朝外食の頻度を減らすことも1つの手です。
朝外食の頻度を減らせば、年間数万円の節約も可能
毎日朝外食をすることで、1ヶ月約9000円、年間にして10万8000円の出費になります。
しかし、選ぶメニューによっては、さらに価格が上がることも推測されます。もし将来に向けて貯蓄を増やしたいとお考えの場合には、朝外食の頻度を減らし、自炊にしたり、スーパーやコンビニを活用したりする方法もよいでしょう。起こりうるイベントや事態に備えて、計画的に貯蓄しましょう。
出典
金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)表番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
株式会社ぐるなび “朝外食”に関する調査
株式会社ドトールコーヒー メニュー
株式会社コメダ メニュー
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー