更新日: 2024.05.16 その他家計

上京した大学生の娘に定期的に「水」を購入し送っています。もしかして「ウォーターサーバー」の方が安いですか?

上京した大学生の娘に定期的に「水」を購入し送っています。もしかして「ウォーターサーバー」の方が安いですか?
上京した子どもに、日用品や食料などを定期的に送っている方も多いでしょう。
 
しかし日用品や食料などを定期的に購入し、送料を支払うよりも、現地で工夫をした方が安くなるケースもあるかもしれません。
 
今回は、上京し一人暮らしをしている子どもに、定期的に「水」を送っている場合、ウォーターサーバーの方が安いのではと疑問を感じたケースです。
 
そこで水の購入費用とウォーターサーバーの利用料金では、どちらが安いのかご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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水の購入とウォーターサーバーの利用にかかる費用を比較

定期的に水を購入する場合と、ウォーターサーバーの利用にかかる費用を比較してみます。
 
双方の費用を比較したうえで、水を定期的に購入して配送するか、ウォーターサーバーの利用を勧めるか判断するとよいでしょう。
 

水の購入にかかる費用「送料込み」

水は1ケース2リットルの6本入りで、税込み550円前後が目安です。
 
1日2リットル飲むと仮定した場合、1ヶ月で5ケースを購入する必要があるため、水には毎月約2750円の購入費用がかかるでしょう。
 
購入した水を遠方へ送る場合、購入費用に加えて送料も加算しなければなりません。
 
送料は荷物のサイズや地域によって異なる可能性はありますが、オンラインストアなどで購入して送付先が東京であれば550円前後で送れる場合があります。
 
したがって、水の購入には送料も含めると、1ヶ月あたり約3300円の費用が必要だと推測できます。
 

ウォーターサーバーの利用料金

ウォーターサーバーは契約後、月額料金を支払い、利用することが一般的とされています。
 
利用料金は、配送される水の数量やプランによって変動すると考えられます。
 
1箱あたり7.8リットルの水が入った箱を9箱注文した場合、ウォーターサーバーの利用料金は1万2000円前後が目安です。
 
以上のことから、ウォーターサーバーを利用するよりも定期的に水を購入し送付した方が8700円ほど安価であるかもしれません。
 
しかし、ウォーターサーバーのメリットに魅力を感じた場合は、利用を勧めてみてもよいでしょう。
 

ウォーターサーバーのメリットとデメリット

月の費用だけで見るとペットボトルの水を購入した方が安くなりますが、ウォーターサーバーには費用面以外のメリットがあります。
 
本章ではウォーターサーバーのメリットとデメリットをご紹介するため、参考になれば幸いです。
 

ウォーターサーバーのメリット

ウォーターサーバーのメリットは以下の3つが挙げられます。

●冷水・温水がすぐに使用できる
●水を買う手間を省ける
●ゴミを減らせる

ウォーターサーバーを設置していると、冷水や温水がいつでも使用できるため、水を冷蔵庫に入れて冷やしたり、お湯を沸かしたりする必要がありません。
 
またペットボトルを購入する機会が少なくなり、ゴミを減らせることもメリットといえるでしょう。
 

ウォーターサーバーのデメリット

一方でウォーターサーバーには、以下3つのデメリットがあるといわれています。

●設置場所を確保する必要がある
●電気代がかかる
●契約期間がある

自宅にウォーターサーバーを設置するスペースを確保することが難しい方は、ウォーターサーバーの利用は向いていないかもしれません。
 
さらにウォーターサーバーは月額料金に加え、電気代も考慮する必要があります。契約期間内に解約をしてしまうと、違約金が発生するおそれがある点にも注意が必要です。
 

ウォーターサーバーを利用するよりも定期的に水を購入、送付した方が安い可能性が高い

ウォーターサーバーの料金は配送される水の量やプランによって変動しますが、9箱配送してもらう場合、利用料金は月額1万2000円前後になると考えられます。
 
一方の水は、送料込みで約3300円であるため、ウォーターサーバーを利用するよりも8700円ほど安いといえます。
 
購入する水の量などにもよりますが、ウォーターサーバーを利用するよりも、水を定期的に購入し送付した方が送料を含めても安価となる可能性が高いでしょう。
 
ただし費用のみでなく、ウォーターサーバーのメリットとデメリットも比較してみることが大切です。そのうえで今後も水を購入し送付するか、ウォーターサーバーの利用を勧めるか判断しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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