手取り30万円ですが全く貯金していません。手取り30万円の人はどれくらい貯金しているんですか?

配信日: 2024.05.03

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手取り30万円ですが全く貯金していません。手取り30万円の人はどれくらい貯金しているんですか?
手取りが30万円あるにもかかわらず、貯金が全くしていないという方もいるのではないでしょうか。貯金は将来への備えとしてだけでなく、いざという時の安心感にもつながります。しかし、なかなか貯金が続かないという方もいるのが現状です。
 
そこで今回は、手取り30万円の人たちの平均貯蓄額と、無理なく貯金できるコツを詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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手取り30万円の人たちの平均貯蓄額

政府統計の総合窓口e-Stat「家計調査[家計収支編]総世帯(2023年)」によると総世帯における平均実収入は52万2334円、貯金額(預貯金純増)は13万7985円であることが分かりました。このことから、収入に対する平均貯蓄率はおよそ26.4%で、手取り収入から約3割近くを貯蓄に回している人が多いといえるでしょう。
 
例えば、手取り収入が30万円の場合、約3割を貯蓄に回すのであれば9万円(30%)となります。貯蓄は年代や家族構成、生活状況によって貯蓄に回す割合が違うため、自分の生活状況に合わせて適切な貯蓄額を設定することが重要です。
 

手取り30万円で貯金をふやすためのコツ

手取り30万円で貯金をふやすためのコツはいくつかあります。
 

・予算を立てる
・自動振替を利用する
・無駄遣いを見直す
・副収入を得る
・投資を考える
・固定費を見直す
・食費を抑える
・ボーナスを貯金に回す
・貯蓄の目標を決める

 
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
 

予算を立てる

まずは、自分の収入と支出を把握し、予算を立てましょう。どれだけの収入があり、何にどれだけのお金を使っているのかを知ることは、貯金を始める第一歩になります。
 

自動振替を利用する

給料が入ったらすぐに一定額を貯金口座に自動振替するように設定します。これにより、「使えるお金」だけが手元に残るため、無意識に節約することができます。
 

無駄遣いを見直す

日々の小さな出費が積もり積もって大きな金額になることがあります。コーヒーショップでのコーヒー代や外食費など、見直せる出費はないか確認しましょう。
 

副収入を得る

時間がある場合は、副業を始めるのも方法の一つです。スキルや趣味を生かした仕事を見つけることで、収入を増やすことができます。
 

投資を考える

貯金だけでなく、投資を通じて資産を殖やすことも考えましょう。ただし、投資はリスクも伴うため、自分に合った投資方法を選び、必要な知識を身につけることが重要です。
 

固定費を見直す

家賃や通信費などの固定費は、節約できる項目がたくさんあります。固定費を見直すことで、毎月数万円節約できる可能性もあります。
 

食費を抑える

食費は、家計の中で大きな割合を占める項目です。自炊をしたり、外食を控えたりすることで、食費を節約することができます。
 

ボーナスを貯金に回す

ボーナスは、臨時収入として捉え、全て使い切ってしまうのはもったいないです。ボーナスの一部を貯金に回すことで、まとまったお金を貯めることができます。
 

貯蓄の目標を決める

具体的な貯蓄目標を決めることで、モチベーションを維持することができます。旅行資金やマイホーム資金など、自分が達成したい目標を設定しましょう。
 

貯金0円のリスク

貯金が0円であることは、いくつかのリスクを伴います。
 

・急な出費に対応できない
・生活費が不足する
・ライフプランの実現が困難
・老後の生活費が不足する
・借金に頼りがちな家計になってしまう

 
これらのリスクを避けるためには、収支を把握し、先取り貯金をするなどの方法で貯金を始めることが推奨されています。また、貯金の目的を明確に設定し、計画的に貯金をすることも大切です。
 
ただし、貯金が0円であること自体が必ずしも問題ではないとも言えます。例えば、若い世代では、学生や新社会人など、まだ収入が安定していない人が多く、貯金が少ない、または0円であることは珍しくありません。
 
また、投資や事業に全てを注ぎ込んでいる人もいるかもしれません。重要なのは、自分のライフスタイルやライフプランに合った資産形成を行うことです。
 

まとめ

平均貯蓄率はおよそ3割程度と考えられますが、手取り30万円でも、自分の生活状況にあわせて適切な貯蓄額を設定しましょう。今回紹介したポイントを参考に、自分に合った貯金額・貯蓄方法を見つけてみてください。
 
貯蓄を習慣化することで、将来への不安を減らし、より充実した生活を送ることができるでしょう。
 

出典

政府統計の総合窓口 e-Stat 家計調査[家計収支編]総世帯(2023年)第1表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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