更新日: 2024.03.22 家計の見直し

節約したい家計ランキング1位は「光熱費」!毎月の電気代を少しでも「安くする」方法はある?

節約したい家計ランキング1位は「光熱費」!毎月の電気代を少しでも「安くする」方法はある?
物価高騰や電気代の値上がりにより、家計のやりくりに負担を感じている方もいらっしゃるでしょう。少しでも電気代を節約したいと考える反面、具体的に何をしたらいいか分からない方もいるかもしれません。
 
そこで今回は電気代に焦点を当て、少しでも節約するための方法をご紹介します。今から生活に取り入れられる方法もありますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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光熱費を節約したいと考えている方は9割以上

ダイキン工業株式会社の「節約・節電に関する実態調査」によると、物価の高騰や電気代の値上がりで家計への負担を感じている方は、92.5%(とても感じている56.6%、少し感じている35.9%)とのことです。さらに、家計で節約したい費用として「電気代/ガス代/水道代」と解答した方が最も多く、割合としては62.6%でした。
 
実際に節約・節電するためにしていることでは「使わない照明や家電の電源を消すようにしている」との声が46.6%もあがり、電気代をおさえようと意識をしている方は半数ほどいることが分かりました。
 

光熱費を節電・節約する家電製品の使い方

毎月の電気代をなるべく安くおさえるには、使い方に工夫が必要です。以下では、経済産業省資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」を基に、家電ごとの節約術をご紹介します。
 

エアコン

エアコンは、外気温と設定温度の差が大きくなると多くの電力を消費します。そのため、設定温度を低くすることと室温をなるべく下げない工夫をすることがポイントです。
 
暖房時の設定温度は、20度を目安にするといいでしょう。実際に設定温度を21度から20度に下げることで、年間約1650円(使用時間9時間/日)の節約効果が期待できるというデータがあります。
 
ドアや窓の開け閉めは必要最低限にして、厚手のカーテンや丈の長いカーテンを使用するなどが有効です。ほかにも、エアコンのフィルターをこまめに掃除する、室外機の周りに物を置かないなども節約につながります。
 

冷蔵庫

冷蔵庫は基本的に24時間稼働しているため、使い方を見直して少しでも節電できるよう心がけましょう。


・熱いものは冷ましてから入れる
・庫内の設定温度を「中」や「弱」にする(傷みやすいものがある場合には「強」などに調整する)
・冷蔵庫に食材を詰め込み過ぎない
・ドアの開閉は必要最低限にする
・壁と冷蔵庫の間にすきまを空ける

実際に設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で約1910円の節約につながるとのデータがあります。
 

照明

照明は、こまめに消すことを意識しましょう。ほかには、電球型LEDランプに交換するだけでも節約効果が期待できます。実際に、白熱電球から電球型LEDランプに取り換えると、年間約2790円の節約になるとのデータがあります。
 
また、製品によって寿命は異なりますが、電球型LEDランプの定格寿命は4万時間といわれており、白熱電球よりおよそ40倍寿命が長いとのことです。寿命が長い分、取り換えや電球の購入の手間が減らせることもメリットです。
 

電力プランを見直すことも電気代節約につながる

電気代をおさえるには、電力プランを見直すことも考えましょう。毎月の使用電力量やライフスタイルによっては、電力プランを変更すると電気代が節約できる可能性があります。
 
例えば、使った分だけ電気料金が高くなるプランと一定の使用量を超えると料金が高くなるプランがあります。仮にそれほど電気を使わない方が一定額のプランに入っていると、使っていない分の料金も支払っている場合があるかもしれません。
 
また電力会社によっては、夜の時間帯は電気代を安く設定して、昼間は電気代を高く設定している料金プランもあります。必ずしも電力プランを変えたほうが節約できるわけではありませんが、今のプランが自分たちに合っているか一度確認してみるといいでしょう。
 

電気代を節約するには、プランや家電製品の使い方を見直そう

電気代を節約するには、電力プランの見直しだけでなく、家電製品の使い方を工夫することが大切です。高額な電気代に悩んでいる方は、今回ご紹介した方法を試してみましょう。節約は、無理なく続けることがポイントです。
 

出典

ダイキン工業株式会社 節約・節電に関する実態調査 (PR TIMES)
経済産業省 資源エネルギー庁 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約
エアコン
冷蔵庫
照明
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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