更新日: 2024.02.16 その他家計

【電気毛布を使用したまま寝たい】毎日7時間使用したら電気代はどれくらいかかりますか?

【電気毛布を使用したまま寝たい】毎日7時間使用したら電気代はどれくらいかかりますか?
寒い季節には、電気毛布が重宝します。電気毛布をつけたまま寝ているという人もいるのではないでしょうか。電気毛布は、電気で温かくなる仕組みです。長時間使用した場合に、どのくらいの電気代がかかるのかが気になるところでしょう。そこで本記事では、電気毛布の特徴やメリットなどに触れたうえで、電気代の目安を紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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電気毛布の特徴・メリット

電気毛布とは、電気を利用して加温する毛布のことです。電気毛布の中には細い電熱線が通っており、そこへ電気が流れることで毛布の表面の温度が上がる仕組みです。敷き毛布として使うタイプのほかに、掛け敷き兼用やひざ掛けなどさまざまな種類があります。
 
電気毛布の主な用途は、眠る際に布団を温かくすることです。そのほかにも、冬のキャンプやスポーツ観戦、医療現場など、さまざまな用途で活用されています。
 
電気毛布のメリットは、軽量で持ち運びしやすいことです。1キログラム程度の製品もありますので、子どもや女性でも気軽に取り扱いやすいでしょう。洗濯できる製品が多いことも、電気毛布のメリットです。
 
電熱ユニットを取り外せば、洗濯機で丸洗いができるため、いつでも快適に使用できます。なかには、ダニ駆除機能を搭載した製品もありますので、アレルギーがある人でも安心して使えるでしょう。
 

電気毛布の電気代の目安はいくら?

電気代が安いことも、電気毛布のメリットです。電気毛布は、エアコンや電気ストーブなどの暖房器具と比べて消費電力が控えめとなっているため、電気代があまりかかりません。では、電気毛布を7時間くらい連続で使用したら、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。
 
電気毛布の消費電力は製品や使用モードによって異なりますが、5~100ワットくらいとなっています。
 
大手メーカーから発売されている、ある電気毛布を調べてみたところ、掛け毛布(188×130cm)タイプの消費電力は、強が約46ワットアワー(表面温度:約53度)、適温が約24ワットアワー(約33度)、弱が約13ワットアワー(約23度)でした。強にすると表面温度がより温かくなりますが、その分だけ消費電力が高くなるため、電気代も高くなってしまいます。
 
反対に、弱は消費電力が少ないため、表面温度があまり上がらず、電気代を安く抑えることができます。
 
では、電気毛布を使用したら、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。電気代の計算は、「消費電力(kW)×使用時間(h)×電力料金単価(円/kWh)」で計算できます。電力料金単価は、(公社)全国家庭電気製品公正取引協議会が示している目安単価の31円とします。
 
上記の計算式で計算すると、電気毛布の1時間あたりの電気代は強が約1.4円、適温が約0.7円、弱が約0.4円となっています。この金額をもとにして計算すると、1日7時間使用した場合の電気代は、強が9.8円、適温が4.9円、弱が2.8円です。電気毛布を7時間毎日使い続けた場合の1ヶ月間(30日で計算)の電気代の目安は、強が294円、適温が147円、弱が84円です。
 

電気毛布は電気代が安い! 電気代の節約には低い温度設定を

電気毛布は消費電力が低いため、電気代があまりかかりません。1日7時間使用した場合の電気代の目安は、2.8~9.8円です。1ヶ月間では、84~294円くらいの電気代がかかります。電気毛布は消費電力が低いため、長時間使用しても電気代が高くならないのがメリットです。それでも電気代が気になるときには、温度を低く設定して使用してみるとよいでしょう。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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