更新日: 2024.02.10 その他家計
【財布が苦しい】引っ越し業者に「費用30万」と言われたのですが、さすがに高すぎますよね? 「相場」や「費用を抑えるコツ」を教えてください!
比較的荷物が少ない単身者とはいっても、時期や距離によってはコストが膨らむケースがあるため、少しでも引っ越し費用を抑えたいと考える方は多いはずです。そこで本記事では、単身者の引っ越しにかかる相場や、安く済ませるコツを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
単身者の引っ越し費用の相場は繁忙期で5万円~7万円程度
引っ越し費用は、依頼する業者や時期、荷物の量、距離によって異なります。そのため、単身者の引っ越しにかかる費用についても断言はできませんが、大まかな目安は以下の通りです。
・繁忙期(3月~4月)に依頼する場合
進学や就職を機に引っ越しをする人が多い3月~4月は、需要の増加にともなって、引っ越し費用の相場が全体的に上がります。
単身者の引っ越し費用の相場は、5万円~7万円程度です。費用は荷物の量と距離によっても変動し、「荷物が多い」かつ「遠距離地方(500km以上)」の条件では、単身者であっても10万円を超える可能性があります。
・通常期に依頼する場合
通常期の相場は3万円~5万円程度です。「荷物が多い」かつ「遠距離地方(500km以上)」の条件でも費用が10万円を超えるケースは少なく、繁忙期に比べて数万円コストを抑えて引っ越しできるでしょう。また、通常期に依頼する場合は、希望日を選びやすいメリットもあります。
引っ越し費用を少しでも抑えるには?
できる限り繁忙期を避けて依頼する以外にも、引っ越し費用を抑える方法があります。工夫次第では数万円の節約につながるため、少しでも費用を抑えたい人は以下の方法を試してみましょう。
・荷物を減らす
運ぶ荷物が多いほど引っ越し費用は膨らみます。新居に持っていくもの、実家に置いておくものを取捨選択し、本当に必要なものだけを業者に運んでもらうようにしましょう。家具や家電製品を新調する場合は、事前に購入するのではなく、入居日に合わせて新居に届くようにすると費用を抑えられます。
・曜日と時間帯にこだわりすぎない
業者によっては、曜日や時間帯で料金が変わる場合があります。特に、土日祝日や午前中の引っ越しは料金が高めに設定されているケースが多いため、こだわりがなければ避けるようにしましょう。人気が集まりにくい平日や午後の引っ越しであれば、費用を抑えやすくなります。
・混載便を利用する
荷物が少ない場合には、混載便を利用するのもひとつの方法です。混載便は、複数の利用者の荷物を同時に運ぶことをいいます。運搬コストを削減できるため、通常の引っ越しよりも低価格でサービスを利用できます。
繁忙期でも単身者の引っ越しに30万円は高すぎる! 業者やプランを見直そう
「繁忙期」「荷物が多い」「遠距離地方(500km以上)」というコストが膨らみやすい条件でも、単身者の引っ越し費用は10万円~15万円程度が相場です。
繁忙期でも単身者の引っ越しに30万円は高額な部類に入るため、業者や自分自身のプランに問題がないか、荷物が多すぎないかを今一度確認してみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー