更新日: 2024.01.26 その他家計
【灯台下暗しな裏技】食べた後の皮を再利用!「みかん貯金」で何ができる?
そこで今回は、みかんの皮の再利用方法や使い方について解説します。みかんの皮を捨てずに活用して、この冬は「みかん貯金」をしてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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みかんの皮の再利用方法
みかんの皮には、油汚れに強い「リモネン」とつや出し効果のある「ペクチン」、水あかに効果的な「クエン酸」が含まれているとされています。そのため、みかんの皮は家中の掃除に活用できるのです。
みかんの皮を掃除で活用するための、みかん水の作り方を2種類ご紹介します。
1.みかんの皮を天日干しで乾かす
2.乾いたら小さくちぎり密閉できる容器に入れる
3.無水エタノールを、みかんの皮が浸る程度入れる
4.1週間から10日ほど漬けこみ、無水エタノールがオレンジ色になったら皮を取り除き完成
1.水300mlとみかん2、3個分の皮を鍋に入れる
2.20分ほど煮出す
3.みかんの皮を取り出し冷めたら完成
みかんの皮を汚れに直接こすり当てる方法もありますが、上記2つの方法は保管しておくのに便利です。煮出したものに比べて、無水エタノールで作ったものの方が長持ちしやすくなります。ただし、無水エタノールは引火の恐れがあるため、火の近くでの使用は注意しましょう。
洗剤を買うと1本数百円するので、捨てるはずのみかんの皮が洗剤代わりになり、その分節約になるでしょう。
みかんの皮を再利用した掃除方法
この章では、みかんの皮を使った掃除方法をご紹介します。
みかん水で掃除をするには、スプレーボトルに詰め替えると便利です。キッチンの五徳や換気扇などの油汚れに直接吹きかけ、汚れがひどいときはキッチンペーパーなどに染み込ませておいておくといいでしょう。
シンクの頑固な水あかも、みかんの皮に含まれるクエン酸が効果的です。キッチンだけでなく、洗面所や風呂場掃除にも役立つでしょう。つや出し効果もあるので、窓拭きや床などの拭き掃除にも活躍します。
電子レンジの掃除には、みかん水を耐熱容器に入れ、600ワットで約1分加熱する方法もあります。加熱後は、少し冷ましてから柔らかい布などで庫内の汚れを落とし水拭きしましょう。油汚れを落とすだけでなく、消臭効果もあるため一石二鳥です。
みかんの皮をうまく活用することであらゆる場所を掃除でき、いくつも洗剤を用意する必要がありません。捨てるはずのみかんの皮と無水エタノールや水道水で作れるため、コストは安く済みます。
そのほかにも、干したみかんの皮を燃やせば天然の蚊取り線香にもなるようです。冬のうちから、夏の分のみかん貯金もしておきましょう。
みかんの皮を再利用して貯金しよう
みかんの皮を再利用することで、ゴミが減り環境にも優しいというメリットがあります。また、用途や掃除する場所ごとにいくつも洗剤を用意する必要がないため、節約にもつながります。
掃除の救世主として大活躍してくれるみかんの皮を再利用して、浮いたお金を貯金へ回しましょう。
出典
JAにしうわ みかんの皮のブツブツ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー