更新日: 2024.10.07 家計の見直し
【カフェイン断ち】早寝早起きを心がければ、カフェインから卒業できるでしょうか?モチベーション維持のために、浮くコーヒー代やその他メリットを教えてください!
そんななか、最近はカフェインが含まれる飲み物を控える「カフェイン断ち」が注目されています。早寝早起きを心がけてカフェインから卒業した場合、コーヒーにかかる費用はどれくらい浮くのかということを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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そもそもカフェインとは?
カフェインとは、コーヒー豆、茶葉、カカオ豆などに含まれる天然の食品成分です。カフェインには、中枢神経に刺激を与えて眠気を覚ます作用があります。深夜に仕事や勉強をしていて眠気を感じた際に、コーヒーを飲むのは効果的といえるでしょう。
その一方で、カフェインを過剰摂取すると心拍数の増加、不安、震えなどの健康被害をもたらすことがあります。厚生労働省公式サイトでは、1日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400mgまでとしています。
厚生労働省によると、インスタントコーヒーのカフェイン含有量は1杯あたり80mgです。インスタントコーヒーの場合、1日最大5杯までなら飲んでも問題ないということになります。
カフェイン断ちの効果
ここ数年、メディアなどで「カフェイン断ち」という言葉を見かけるようになりました。カフェイン断ちとは、カフェインを含む飲み物を一切取らないことを指します。妊娠中ではない成人の場合、1日の摂取量を守ればカフェインを摂取しても問題ないとされています。
ですが、カフェイン断ちをすることで不眠改善や美肌効果を実感している人もいるようです。カフェインには覚醒効果があるため、摂取したことで眠れなくなり、十分に疲れが取れなくなったり意図とせず夜型の生活になったりする可能性があります。
早寝早起きを意識した健康的な生活を送りたい人は、カフェイン断ちの効果を実感できるかもしれません。
カフェイン断ちで浮くコーヒー代は?
総務省が公表する「小売物価統計調査 動向編(2023年10月)」によると、東京都区部におけるインスタントコーヒーの小売価格は100gあたり946円です。カップ1杯にインスタントコーヒー小さじ1杯(約2g)の場合だと、100gで約50杯のインスタントコーヒーが飲めることになります。
つまり、1杯あたりの価格目安は946円÷50=約20円です。1日2杯のインスタントコーヒーを飲んでいた場合、カフェイン断ちをすることで1日あたり約40円のコーヒー代が節約できます。1ヶ月間(30日間)で約1200円、1年間(365日間)で約1万4000円の節約が期待できるのです。
人によってはカフェイン断ちによって得られる効果は大きい
カフェインは過剰摂取にさえ注意すれば、健康被害をもたらすことはありません。ただし、カフェインを日常的に飲んで夜更かしをすることで、生活リズムが崩れるリスクはあります。早寝早起きを心がけた規則正しい生活を送りたい人は、カフェイン断ちに挑戦してみてはいかがでしょうか。
これまでインスタントコーヒーを飲んでいた人の場合、カフェイン断ちにより年間約1万4000円弱のコーヒー代が節約できる可能性があります。コーヒー断ちの節約効果は大きいため、モチベーションアップにつながるでしょう。
出典
政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編) 月次 2023年10月
厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー