更新日: 2024.10.07 家計の見直し
夫がずっと「こたつ」から出ません…毎日12時間「つけっぱなし」だと電気代はいくらかかっていますか?
そこで本記事では、こたつを毎日12時間、1ヶ月間つけた場合の電気代を算出してみました。
また、こたつの電気代の削減方法も併せてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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こたつを12時間つけっぱなしにしたときの1ヶ月の電気代
こたつの消費電力を調査したところ、商品によって異なりますが、おおよそ300ワットから600ワットの商品が多く販売されていることが分かりました。
上記の消費電力を用いて、こたつを12時間つけっぱなしにしたときの1ヶ月(30日)の電気代を算出した結果は、表1のとおりです。
表1
300ワットの場合 | 300ワット÷1000×12時間×30日×31円=3348円 |
600ワットの場合 | 600ワット÷1000×12時間×30日×31円=6696円 |
※電気料金は「公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」の目安単価を参考に、31円/キロワットアワーで計算
※筆者作成
こたつを1ヶ月間、毎日12時間つけっぱなしにした場合の電気代は、約3300円から約6700円であることが分かりました。
こたつの電気代を節約する方法
こたつは比較的電気代の安い暖房器具といわれていますが、ほかの電化製品と同様に、高温で長い時間使用し続けると、それなりの電気代がかかります。
そこでここからは、こたつの電気代を節約する方法をご紹介します。
カーペット・ラグなどを床に敷く
現在の住宅の床によく使用されるフローリングですが、フローリングは熱が逃げやすく、電源をつけていても、こたつの中が温まりにくいことが難点です。
そのため、こたつを設置する際にはカーペット・ラグなどを敷いて、熱を逃さないようにしましょう。
こたつを弱運転にしてもしっかり暖まるため、消費電力を抑えられるでしょう。
大きめのこたつ布団を使用する
サイズの小さなこたつ布団を使用すると、隙間からこたつ内の暖かい空気が逃げてしまうほかにも、外から冷たい空気を取り込んでしまいます。
そのため、こたつ布団は大きめのものを使用することをおすすめします。
大きめのこたつ布団を使用することで、保温性と断熱性をともに高められるため、弱運転で節約していても、暖房効果が得られるでしょう。
人感センサー付きのこたつを使用する
こたつは、外から見ただけでは電源がオン・オフ状態のどちらになっているのかが分かりにくいため、消し忘れをしやすい家電製品の一つです。消し忘れによる無駄な電気代の発生を防ぐため、人感センサー付きのこたつを使用することも一つの手段です。
人感センサー付きのこたつは、人の動きを感知して、自動で電源のオン・オフを切り替えてくれるため、誰も使っていないのに電源がつきっぱなしという事態を防げます。
こたつを上手に節約しながら使って冬を乗り切りましょう
こたつを毎日12時間、1ヶ月間使用した場合の電気代は、約3300円から約6700円です。
こたつの電気代は比較的安いといわれているものの、使いすぎは電気代の上昇につながってしまうため、無駄には注意しましょう。
使用する際は、カーペットを敷く、大きめのこたつ布団を使用するなどして保温効果を高め、電気代を抑える工夫をすることをおすすめします。こたつを賢く節約しながら使い、この冬を乗り越えましょう。
出典
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A Qカタログなどに載っている電気代はどのようにして算出するのですか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー