更新日: 2024.01.13 その他家計
天ぷらは「作る」より「買う」ほうがコスパ良し? それぞれの価格を購入・手作りで比較
そのため、「天ぷらは作らずに買って済ます」という人も多いのではないでしょうか?そこで本記事は、えびの天ぷらを購入した場合と手作りした場合にかかる価格を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
えびの天ぷらを買う場合にかかる価格
えびの天ぷらと一口に言っても、店舗により価格はさまざまです。
「天丼・天ぷら本舗さん天」で販売する持ち帰りメニューを見てみると、えびの天ぷらは単品で150円。また、「丸亀製麺」の持ち帰りメニューの場合、えびの天ぷら1本の価格は180円です。「天丼てんや」では、持ち帰りメニューとしてえびの天ぷら1本を230円で販売しています。
3店舗におけるえびの天ぷらの平均価格は1本あたり約186.7円です(販売されているえびの天ぷらは、すべて税込、2024年1月3日時点の価格です。)。
えびの天ぷらを自分で作る場合にかかる価格
えび1尾の標準的な重さは、30~60gです。えび1尾を50gとして、えび1尾を使って天ぷらを作る場合に必要な材料は、以下のようになります。
・えび:50g
・小麦粉:12~13g
・卵:20分の1個
・冷水:20ml
・油:少々
2023年11月の小売物価統計調査(価格は税込)によれば、東京都区部で材料を購入した場合、えび100gは約346円となるため、50gの場合、約173円です。
卵は、10個1パック約309円となるため20分の1個あたりで約15.45円、小麦粉は1kgあたり約340円で13gですと約4.42円、食用油は1000gで約486円となるため、50gで約24.3円となります。これらを踏まえると、えびの天ぷら1本分を自分で作る場合にかかる価格は約217.17円です。
一般的に料理は買うよりも作ったほうが安いというイメージがあるかもしれませんが、えびの天ぷら1本分を自分で作る場合にかかる価格は「天丼・天ぷら本舗さん天」「丸亀製麺」で購入するよりやや高くなります。
えびの天ぷらを購入する場合と自作する場合のメリットデメリット
えびの天ぷらを購入する場合と、自作する場合のメリットとデメリットを紹介します。
・購入する場合のメリットとデメリット
えびの天ぷらを購入する場合のメリットは、年末の忙しい時期に調理の時間を確保しなくてもよく、必要なときにすぐに用意できることです。
特に、えびの大きさにこだわりがなく安く購入できるお店が近くにあれば、手作りするより価格を抑えられます。近くに安く購入できるお店がなかったり、えびの大きさにこだわったりする場合は、手作りより価格が高くなりがちです。
・手作りする場合のメリットとデメリット
手作りする場合のメリットは、たくさん作る場合に価格が安くなることです。また、同じ天ぷら衣を使ってほかに自分の好きな材料でも天ぷらを作ることもできます。
たくさん作った場合は、冷凍しておけば別の機会にも天ぷらを楽しむことができ、コスパもさらに良くなるでしょう。デメリットは、忙しい時期に天ぷらを作る時間を確保しなければならないことです。
購入にも手作りにもそれぞれメリットデメリットがある
えびの天ぷらは、安く購入できるお店が近くにあれば手作りするよりも価格を抑えられます。また、調理の手間がかからないこともメリットです。
手作りの場合は、えび以外の素材を使った天ぷらも作れますが、調理の時間を確保する必要があります。家族の人数や時間的な事情を考慮したうえで、購入するか手作りするかを決めてはいかがでしょうか。
出典
天丼・天ぷら本舗さん天 メニュー
丸亀製麺 天ぷら
天丼てんや お持ち帰り
総務省統計局 小売物価統計調査 2023年11月
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー