更新日: 2024.01.12 その他家計
PCは何年使ったら買い替える? 生涯でパソコンにかける費用っていくらになるの?
パソコンを長い間使用していると、画面がフリーズしたり動作が重くなったり、異音がするなどの症状が出てくる場合があります。この記事では、一般的にパソコンは何年使ったら買い替えるのか、生涯でパソコンにかける費用はいくらになるのかを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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パソコンの寿命は?何年で買い替える?
パソコンを何年で買い替えるかの判断をするのは、ハードウェア本体やOSサポート期間、部品ごとの寿命です。本体の寿命は平均5年、毎日使用していれば3年目くらいから経年老化し始めますが、モデルや使用状況などによってはそれ以上長持ちすることがあります。
本体だけでなくSSDや液晶モニター、マザーボードファンなど各部品の寿命も約5年ですが、バッテリーは約2年です。充電ができない、バッテリー残量がきちんと表示されないなどの症状は、バッテリーの老化の可能性が高いため、交換することで対処できる可能性があります。
また、小まめにファン周りなどを掃除したり電源のつけっぱなしに気を付けたりすることで、パソコンの寿命を長持ちさせられる可能性があるともいわれています。
パソコンは5年ほどで、異音や画面のフリーズ、起動が遅く動作が重いなどの作業ストレスになるような症状が現れる場合があります。大切なデータなどを失わないためにも、トラブルや故障のリスクを抱える前に、5年ほどでパソコンを買い替えるのがよいでしょう。
本体や部品に異常がなくても、WindowsやMacなどのOSサポート期間対象外になると、ウイルス感染や個人情報の漏えいなど、セキュリティ上の問題が発生する可能性があるため、買い替えやバージョンアップを検討しなくてはいけません。
パソコンを買い替えるのであれば、バージョンアップされている新しいOSが搭載されているものを購入することも重要です。
生涯パソコンにかかる費用はいくら?
パソコンは5万円ほどの安いものから、20万円以上と高額なゲーミングや高性能なものまであります。2024年1月9日時点での価格.comのノートパソコン人気ランキング10位までを計算すると平均価格が8万384円、デスクトップパソコンでは11万6744円です。
厚生労働省の平均寿命国際比較によると、2021年日本人の寿命は、男性81.47歳、女性87.57歳でした。生涯は個人差があるため、80歳までを一生涯として計算します。
パソコンを5年で買い替えるとして、仮に20歳から80歳までの60年間使う場合、生涯でパソコンにかける費用は、ノートパソコンでは96万4608円、デスクトップでは140万928円かかる計算になります。
またパソコンの平均価格によっては、生涯でパソコンにかかる費用が安くなったり高くなったりするでしょう。
PCを買い替えるタイミングは5年!パソコンの寿命を長持ちさせる工夫をしよう
パソコンはモデル、使用頻度にもよりますが、故障やトラブルのリスクがあるため、5年程度で買い替えたほうがよいでしょう。本体に衝撃を与えてしまったり掃除を怠ったりしてしまった場合、5年よりも早く壊れてしまうことがあります。
1年以内に故障してしまった場合、メーカー保証のサポートにより無料で修理してくれる可能性があるため、問い合わせてみるとよいでしょう。また生涯パソコンにかかる費用を少しでも抑えたいのであれば、置く場所に気を配り、掃除や暑さ対策などをして寿命を伸ばす工夫をすることが大事です。
出典
価格.com ノートパソコン 人気売れ筋ランキング
価格.com デスクトップパソコン 人気売れ筋ランキング
厚生労働省 3 平均寿命の国際比較
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー