更新日: 2023.12.27 貯金

家族旅行の費用を分けて貯めておきたい。別の支店に行けば2つめの通帳を作れる?

家族旅行の費用を分けて貯めておきたい。別の支店に行けば2つめの通帳を作れる?
お金を貯めるとき、目的に応じて分けて貯めたいという人は多いのではないでしょうか。ところが、目的別に貯蓄したくても、同じ銀行で複数の口座を作れないケースは多いものです。
 
作れたとしても、通常は支店を分けるなどの工夫をしなければなりません。本記事では、1つの銀行で項目ごとに分けて口座を作る方法や、メリットについて紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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口座を2つ以上作る一般的な方法

普通預金の口座は、ほとんどの銀行で原則一人一口座としています。1つの銀行で同一名義の口座を2つ持ちたい場合は、店舗を変えて作るのが一般的な方法です。例えば、本店に1つの口座を持っている場合は、支店で2つめの口座を作るという具合になります。
 
ただし、実際には銀行によって規定はさまざまです。実店舗とネット支店の両方がある銀行なら、それぞれに口座を持てるケースもあります。また、ネット銀行の場合は1つの口座しか持てないケースがほとんどです。
 

複数の口座を作る方法とは?

銀行によっては、目的別に口座の使い分けができるサービスも出ています。そのサービスを利用すれば、同一名義で複数の口座を持つことが可能です。
 
一般的には、まず代表となる口座を作り、そこから目的別に別の口座を増やしていくという形になります。銀行によっては、最大で10~30口座ほど持つことができますので、用途によって使い分けるといいでしょう。
 
代表口座からの送金などもできるため、どの口座にどのタイミングで貯めていくかといった計画も自由に立てられます。ただし、代表以外の口座からはATMでの引き出しができないケースもあります。
 
また、代表口座以外は口座番号がないといったケースもあるため、作るときは自分がどのような使い方をしたいかよく考えて選ぶといいでしょう。一般的には、まず代表となる口座を作り、そこから目的別に口座を作っていくという流れになります。
 

同じ銀行で複数の口座を使い分けるメリット

複数の口座を持っていると、実際にはどういったメリットがあるのか紹介していきます。
 

・用途別にお金を貯めておける

一番のメリットは、用途に応じて口座を分けられることです。今回のケースのように、家族旅行の費用なども分けて貯めることができます。代表口座から自動振替できるタイプなら、給料日など決まったタイミングに預金することも可能です。
 

・支払口座を分けられる

銀行によっては、代表口座以外からもATMから入出金したりデビッドカードを利用したりすることもできます。例えば、生活費とお小遣いを分けるなど、使い分けができるのもメリットです。家計簿をつけるのが苦手という人でも、手軽にお金の流れを把握できるでしょう。
 

・管理しやすい

用途別で複数の口座を持つ場合、通常はアプリなどを使ってネット上で管理を行います。同じ銀行のなかで複数の口座を持っていると、一度ログインした状態でそのまま口座ごとの確認や送金などを行えるため、管理が簡単です。どの口座にいくら貯まっているかも把握しやすくなります。
 

口座を目的別に使い分けて効率よくお金を貯める

目的別の口座を作れば、簡単な管理で目標に沿った預金をすることが可能です。家族旅行の費用はもちろん、例えば結婚費用やマイホームの頭金など複数の預金を1つの銀行で管理できます。
 
いくつかの銀行に分ける必要がないため、通帳が増えることもありません。ネット上で管理することが可能で、効率よくお金を貯めることができます。口座を目的別に上手に使い分けて、効率よくお金を貯めていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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