更新日: 2023.12.17 その他家計

【実録】結婚式に家族4人で参列! ご祝儀「3万円」では少ない? 人数別に目安を解説

【実録】結婚式に家族4人で参列! ご祝儀「3万円」では少ない? 人数別に目安を解説
仲の良い友達の結婚式に「家族全員」でお呼ばれ! こんな経験はないですか? そこで頭を悩ませるのが「ご祝儀の金額」です。本記事では、参加人数別に金額の目安を解説します。「家族揃ってお祝いできるのは嬉しいけど、ご祝儀はいくら包めばいいの?」と思ったら参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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今さら聞けないご祝儀のルール

まずは、ご祝儀に関する基本的なルールを把握しておきましょう。
 

基本的には奇数にするのがマナー

ご祝儀は、夫婦の門出を祝って「割り切れない=離れない」という考え方から、3万円、5万円、7万円など「3・5・7の奇数」にするのがマナーです。
 
しかし「9」は「苦」を連想させることからNG、逆に「8」は偶数ですが「末広がり」を連想させるので良し、「10」も「1」がつくということで良しとされています。
 
最近では「2」も「ペア」を連想させるとして良しとされる風潮がありますが、まだ完全に浸透しているわけではなさそうですので、相手を選んで包みましょう。
 

ご祝儀の相場は?

ゼクシィ結婚トレンド調査2023では、結婚式のご祝儀額の平均額が掲載されていますので確認しておきましょう。
 

1人で参加の場合

1人で参列するときのご祝儀額の目安は、相手との間柄によって変わります。友人の場合3万円、上司の場合3~5万円(平均4.5万円)、恩師の場合3~5万円(平均4.2万円)、親族の場合5~10万円(平均7.9万円)となっています(ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ)。
 

夫婦で参加の場合

夫婦で参加する場合も、相手との間柄によって変わります。結婚情報サイト「ゼクシィ」による目安では、友人・同僚の場合5~7万円、親族の場合5~10万円、上司の場合5万円、部下の場合5~7万円となっています。
 
夫婦の場合、引き出物が一つというケースも多いので連名で包む場合は5~7万円が目安です(親族の場合は多めの~10万円)。相手が部下や年下の親族の場合は、やや上乗せしてあげるのも喜ばれるでしょう。しかし、一般的に目上の人に過度なお祝いを渡すのはマナー違反になるので、上司の場合5万円でじゅうぶんといえます。
 

家族で参加の場合は子どもの年齢・人数による

子どもを連れて参加する場合は、夫婦のご祝儀5万円に加え「子どもの分」をプラスして5000~1万円を包むのが理想です。
 
子どもが赤ちゃんの場合も、ベビーベッドや授乳室の手配などさまざまな気遣いがされている可能性があるので「飲食代がかからない赤ちゃんだから0円でいい」と考えるのはよくないかも知れません。
 
過去に筆者が家族4人(夫婦と子ども2歳6ヶ月・0歳6ヶ月)で友人の結婚式に参加したときは、お子様プレートが一つ用意されていました。一般的に座ってご飯を食べられるとされる年齢(およそ1歳半~)になると、用意されていることを想定したほうがいいかもしれません。
 
このときはご祝儀5万円と、別途1万円の商品券を送りました。
 
しかし、中学生以上になると大人と同様の食事を用意されているケースが一般的です。その場合は、1万円~1万5000円ほどプラスにしておくといいでしょう。プラスしたら偶数になる場合は、筆者のように贈り物やギフトで調整するのも手です。偶数の場合でも、末広がりを連想させる8万円、「1」がつく10万円は良しとされています。
 

ご祝儀は「気持ち」を忘れずに

結婚式のご祝儀はあくまでお祝いに対する「気持ち」が大切です。
 
子どもの年齢・人数によって偶数額になる、「悩んで決められない」という場合は、「少し多め」にしておくと相手側も気持ちがいいですし、今後の良好な関係にもつながります。相手が親族の場合は親族間のルールが存在する場合があるので、一度両親などに聞いてみるといいでしょう。
 

出典

株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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