更新日: 2023.12.14 その他家計
ボーナスの使い道は「貯金・預金」が毎年トップ!?「2022年冬」「2023年夏・冬」の使いみちを確認
本記事では、2022年冬と2023年夏・冬のボーナス支給時に、どのようにボーナスを使う意向なのかを紹介していきます。この冬のボーナスの使い道に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
2022年冬のボーナス。みんなのボーナスの使い道とは?
まず、2022年冬のボーナスの使い道について紹介します。株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にアンケートをとった結果が次のとおりです。
1位 貯金・預金・・・37.3%
2位 旅行(宿泊を伴うもの)・・・7.0%
3位 食品(ふだん食べるもの)・・・5.6%
4位 外食・・・4.5%
5位 衣服・・・3.9%
ランキングの1位は貯金で、9年連続で1位となっています。最近の物価上昇が影響し、ボーナスの使い道が変化した人が全体で57.9%おり、その変化したボーナスの使い道としては「貯金額を増やしておきたい」という人が35.2%を占めています。
物価高で食品や日用品など多くのものが高くなっており、3位の食品においては過去最高値となっています。物価が高騰していることにより、貯金を確保しておきたいという考えの人が増えてきているのだと分かります。2位には旅行がランクインしており、1年間の自分へのご褒美として、また家族との思い出作りとして、ボーナスを使う人もいます。
2023年夏のボーナス。みんなのボーナスの使い道とは?
次に2023年夏のボーナスの使い道について紹介します。こちらも株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にアンケートをとった結果を参考にします。ランキングの結果は次のとおりです。
1位 貯金・預金・・・34.0%
2位 旅行(宿泊を伴うもの)・・・8.0%
3位 食品(ふだん食べるもの)・・・5.4%
4位 外食・・・5.0%
5位 財形貯蓄・・・3.8%
1位は10年連続で貯金となりました。2022年冬の調査と変わっている部分はいくつかありますが、大きな変化は財形貯蓄が5位にランクインしていることです。財形貯蓄は給与からの引き落としのため半強制的に貯金をすることが可能になります。財形貯蓄を利用し、ライフイベントに備えて確実に資産形成を行う人が増えてきたということが分かります。
また、2位の旅行は2022年冬のボーナス時よりも1%増加しており、コロナの感染が落ち着き、行動制限がなくなったことをきっかけとして遠出の旅行をする人が増えてきたと思われます。
2023年冬のボーナス。みんなのボーナスの使い道とは?
そして2023年冬のボーナスの使い道について紹介します。こちらも株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代~60代以上の「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にアンケートをとった結果を参考にします。ランキングの結果は次のとおりです。
1位 貯金・預金・・・34.5%
2位 旅行(宿泊を伴うもの)・・・6.7%
3位 食品(ふだん食べるもの)・・・5.5%
4位 外食・・・5.1%
5位 財形貯蓄・・・3.4%
1位は10年連続で貯金となったが、割合を見ると過去最高だった2019年調査(40.5%)以降減少傾向で、今回調査では過去最も低くなっています。また、2023年夏の調査に続き財形貯蓄が5位にランクインしています。
ランキングを参考にしながら自分に合ったボーナスの使い道を考えよう
結果としては2022年冬、2023年夏・冬いずれも「1位 貯金」「2位 旅行(宿泊を伴うもの)」「3位 食品(ふだん食べるもの)」でした。1年間頑張った自分をほめつつ、本記事を参考に自分に合ったボーナスの使い道を探してみましょう。
出典
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 2023年冬のボーナス見通し
株式会社ロイヤリティ マーケティング 第55回 Ponta消費意識調査 2022年10月発表
株式会社ロイヤリティ マーケティング 第58回 Ponta消費意識調査 2023年6月発表
株式会社ロイヤリティ マーケティング 第59回 Ponta消費意識調査 2023年10月発表
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー