更新日: 2023.12.13 その他家計
サラリーマンランチの双璧「ラーメン」と「そば」、コスパと栄養を徹底比較!
「今日はどちらを食べよう」と悩む日もあるかもしれません。そこで今回は、ラーメンとそばのコストパフォーマンスと栄養を徹底比較します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ラーメンVSそば! コストパフォーマンスがよいのは?
e-Statに掲載されている「小売物価統計調査(動向編)」によると、2023年10月における中華そば(外食)の東京都区部小売価格は1杯567円です。仮に出勤日を22日間とすると、毎日ランチにラーメンを食べた場合の費用は567円×22日=1万2474円となります。
一方、2023年10月における日本そば(外食)の東京都区部小売価格は1杯710円です。毎日ランチにそばを食べた場合の費用は710円×22日=1万5620円です。ラーメンやそばの価格は店舗によって異なりますが、平均価格のみに着目するとラーメンを選んだほうが安く済むことになります。
ランチにラーメンやそばを食べ続けても問題ないのか
手軽に食べられるという理由から、出勤日のランチはラーメンやそばなどの麺類ばかりになりがちな人もいるでしょう。特定のメニューを食べ続けている人もいるかもしれません。
果たしてランチにラーメンやそばを食べ続けても問題ないのでしょうか。結論からいうと、ランチが麺類ばかりになったとしても、他の2食で足りない栄養を補えば大きな問題はありません。
農林水産省によると、男性に必要な摂取エネルギーは1日あたり2200±200kcalです。大手そばチェーン店のかけそばのカロリーは1杯あたり386kcalで、3食のうちの1食と考えると少なめですが、朝夕食でカバーできるレベルと考えられます。量や具材にもよりますが、シンプルなラーメンの場合もカロリーは同程度でしょう。
ただし、ラーメンやそばは野菜やタンパク質が少なく、栄養バランスのよいメニューとはいえません。1日3食すべてをラーメンやそばにするなど、極端な食生活を送っていると体調を崩す可能性があります。
トッピングやサイドメニューで栄養バランスを整えよう
ランチにラーメンやそばを食べても、他の2食で足りない栄養を補えば問題ないことを解説しました。ただし、他の2食も簡易的なメニューになりがちな人は、ラーメンやそばにトッピングするか、冷ややっこやサラダなどのサイドメニューを注文することをおすすめします。
サラリーマンランチはラーメンのほうがコストパフォーマンスがよい
地域や店舗にもよりますが、サラリーマンランチにはそばよりもラーメンを選んだほうが安く済む可能性があります。いずれのメニューも野菜やタンパク質が不足しやすいものの、ラーメンには煮卵やチャーシューなどがトッピングされていることが多く、比較的栄養バランスを整えやすいかもしれません。
ランチをラーメンやそばで済ませても問題ありませんが、栄養面が気になる人は他の2食で栄養を補うか、トッピングやサイドメニューを注文することをおすすめします。
出典
e- Stat 政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編)
農林水産省 一日に必要なエネルギー量と摂取の目安
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー