更新日: 2023.12.10 その他家計
一人暮らしで外食ばかりです。自炊を始めたら月の食費はどれくらい減るのでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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外食の実態:月々の外食費用
外食は手軽な反面、お金がかかります。同じく総務省統計局のデータでは、外食にかかる費用は年間で約11万6488円、月にすると9707円ほどです。これは全体の食費の約22%を占めている計算になります。外食を減らして自炊を心がけると、この部分を大きく節約できる可能性があります。
自炊開始後の見込み節約額
先ほどのデータをもとに、外食を自炊に置き換えた場合の節約額を考えてみましょう。外食で平均的にかかる費用は月に約9707円ですが、これを自炊に変えると、どれくらいの節約になるのでしょうか?
例えば、月5000円で自炊ができれば、4707円がそのまま節約につながります。1年間で計算すると、約5万6484円の節約が見込めることになりますね。食費をぐっと抑えられれば、その節約分を他にまわして、生活の質を高められます。
外食と自炊の1日あたりの費用を比べると、こんな感じです。
外食の場合:
1ヶ月9707円。1日あたり約323円。
自炊の場合:
1ヶ月5000円。1日あたり約167円。
つまり、毎日外食をするよりも、自炊をする方が、1日あたり167円くらい節約になるということです。
節約術とバランスの良い食事
自炊をする上では、手間をかけずに簡単に作れるレシピを知ることがポイントになります。以下に、楽に自炊を続けるための方法を紹介します。
簡単な料理から取り組む
凝ったすてきな料理よりも、簡単で素早く作れるレシピから始めましょう。例えば、野菜を多く使ったサラダや、一つの鍋で完成するパスタなどがおすすめです。
まとめて準備する
週末など時間があるときに食材をまとめて買い、下ごしらえをしておくと、平日は料理の時間を大幅に短縮できます。野菜をカットして保存する、肉や魚を下味をつけて冷凍するなどちょっとしたことで日々の自炊が楽になります。
冷凍食品を上手に活用する
手作りの料理と合わせて、冷凍食品を上手に活用するのも一つの方法です。例えば、冷凍の野菜や魚介をあわせることで、手間を省きながら栄養バランスの良い食事を作ることができます。
ワンポット料理の利用:
鍋一つで全ての調理が完了するワンポット料理は、調理も片付けも簡単です。パスタやシチュー、カレーなどがあります。
調理器具の活用:
電子レンジ、トースター、炊飯器、スロークッカーなどの調理器具を活用すると、手間をかけずに料理ができます。特に炊飯器は、ご飯だけでなくいろいろな料理に使える万能アイテムです。
料理を義務的な作業と捉えるのではなく、楽しみながら行うとよいでしょう。恋人や友人など気の置けない仲間と一緒にすると、飽きずに続けられるかもしれません。
まとめ
自炊は節約になるだけでなく、健康的な生活にも役立ちます。食費を抑えることはもちろん、健康面も考えながら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
出典
総務省統計局 家計調査報告
Yahoo!ニュース 2022年における、一人暮らしの方の平均的な食費に関する記事
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー