更新日: 2024.10.07 ライフプラン
実は節約にも繋がる!時間もお金も節約だけど、栄養満点、お腹も満足な朝食づくり
私の職場でもその意識はあるようで、出勤直後のデスクでは、ごそごそとコンビニの袋から、サンドイッチやらおにぎり、栄養ドリンクを取り出している若者がちらほらいます。そう、朝食を食べることは正しいし、それがコンビニご飯だっていいと思います。
ただ、それが毎日365日となると、飽きてくるし、金額もそれなりにかかると思いませんか?
例えば、250円のサンドイッチと150円のコーヒーを買えば、合計400円。1ヶ月30日で計算すると、1万2000円かかっています。
だからこそ、考えたいのが朝食づくり。忙しい朝でも、ちょっとした工夫をすれば、効率良く準備することもできます。時間もお金もあまりかけずに、お腹も心も満足な朝食を作ってみませんか?
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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春夏の暑い時期にぴったり、甘酒入りスムージー
暑い季節って食欲も落ちがち。朝食も手っ取り早く、かつ栄養のあるものだと安心ですね。そこでオススメは、甘酒入りのスムージー。甘酒は、「飲む点滴」ともいわれるくらい栄養素が豊富。ブドウ糖や、アミノ酸、ミネラル、ビタミンB群などが含まれ、胃腸に優しく消化吸収を助けます。
甘酒には、米麹から作られたものと、酒粕から作られたものの大きく2種類ありますが、後者はアルコールが含まれる場合が多いので、朝食には米麹から作られた甘酒を使いましょう。
作り方は簡単。甘酒と好きな果物や野菜を合わせてミキサーにかけるだけです。特に飲みやすくオススメなのは、甘酒、バナナ、小松菜、豆乳の組み合わせ。甘酒の甘さが気になる人は、豆乳を多めに入れることでぐっと飲みやすくなります。他にも、にんじん、りんご、パセリ、セロリなどを入れてもおいしいスムージーになりますよ。
朝、果物や野菜をカットする時間もない!という人は、休日などに材料をある程度まとめて準備し、冷凍しておくのはいかがでしょうか。朝は、カットした材料をミキサーに入れるだけ。材料を冷凍しておくことで、スムージー自体もシャリシャリ感のある冷たいドリンクになり、一層おいしくなります。
さらに、ミキサーも面倒だ!という人には、甘酒を豆乳で割るだけでもOK。寒い季節には豆乳を温めてから甘酒に混ぜると、体も温めてくれます。
寒い秋冬に食べてほしい、具沢山あったかお味噌汁
寒い時期、体をしっかり温めたいときのオススメは、具沢山お味噌汁。たっぷりの具材を入れたお味噌汁は、立派なメイン料理。特に時間のない朝は、前の日に準備をしたお味噌汁だけでも食べれば、栄養面でもちょっと安心です。
満足のいくお味噌汁作りのためのポイントは、たんぱく質を入れること。一般的なものだと卵です。前の日に準備したお味噌汁に入れるだけで、ぐんと食べ応えが出ます。他にも鶏肉や豚肉、肉団子、魚のすり身、練り物系もオススメ。そこに季節の野菜やきのこ類を組み合わせて3種類程度入れれば、豪華な食べ応えのあるお味噌汁になります。
野菜も、お味噌汁によく入れる具材だけでなくても、トマトやコーン、すりおろした山芋などを入れてみてもちょっと違った味になります。季節の野菜を上手に使って、自分や家族のお気に入り具材を見つけるのも楽しいのではないでしょうか。
さらに、芋類やそうめんなどの麺類、もち麦などの炭水化物を入れれば、お味噌汁だけで、たんぱく質、炭水化物、ビタミンが揃います。一つのお椀で、完全食に近づけられますよ。
スムージー、お味噌汁実際やってみるといくらかかる?
ここまで、スムージー・お味噌汁の紹介をしましたが、実際これで、1食いくらくらいかかるのでしょうか。
簡単に積算をすると、
●スムージー1週間分
甘酒1リットル 約500円
豆乳500ミリリットル 約200円
バナナ4本 約150円(1食1/2本計算)
小松菜1袋 約150円
合計約1000円
●お味噌汁1週間分
たんぱく質系(肉・魚) 約300円
きのこ類 約100円
葉野菜 約150円
根菜類 約150円
芋類 約150円
味噌・だし類1週間分 約150円
合計約1000円
大まかな積算ではありますがどちらも1週間1000円ほどになりました。1ヶ月で考えると、4000円から5000円になるので、最初に計算したコンビニ朝食より安くなりそうですよね。
実は、お得に朝食を作っていくには「1週間」という単位を持って考えることがポイント。1週間単位で食材を準備しておくことで、金額の見通しが立ちやすく予算を決めて買い物ができます。無駄なく食材を使い切れて節約になるほか、朝の準備も断然早いのです。朝食に時間もお金もあまりかけられないなという人にはぴったりの方法。ぜひ、1ヶ月試してみてはいかがですか?
Text:FINANCIAL FIELD編集部