更新日: 2023.12.06 その他家計
「映画館」の飲み物やポップコーンは高いです!節約のために持ち込みしたらダメでしょうか?
しかし、映画館で販売されている飲み物やポップコーンの値段を高く感じて、購入をつい我慢してしまう方もいるかもしれません。
スーパーマーケットやコンビニなどで購入した飲食物を、映画館へ持ち込むことは可能なのでしょうか。映画館におけるルールについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
映画館への飲食物の持ち込みはOK? それともNG?
他店で購入した飲食物を映画館へ持ち込むことは、原則禁止とされています。
多くの映画館では、館内や公式サイトに「当劇場の売店でご購入いただいたご飲食物のみシアター内にお持ち込みいただけます」と記載されていることがあります。
そのため、映画館で飲み物を飲んだりポップコーンを食べたりしながら映画鑑賞を楽しむ場合は、施設内の売店で購入することがルールです。
映画館で販売されている飲み物やポップコーンの価格相場
映画館で販売されている飲み物とポップコーンの価格相場は表1の通りです。
表1
Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | |
---|---|---|---|
ドリンク | 300~330円 | 350~380円 | 450~480円 |
ポップコーン | 400~420円 | 450~520円 | 600~700円 |
※筆者作成
例えば、ファストフード店の飲み物の値段はおよそ120~270円、スーパーで販売されているポップコーンは、1袋120円前後です。
映画館や地域により価格は異なりますが、他店と比較すると、やはり映画館で販売されている飲み物やポップコーンは、値段が高めであるといえるでしょう。
映画館への飲食物の持ち込みを禁止にしている理由
映画館が飲食物の持ち込みを禁止にしている理由は、おもに2点あると考えられます。
1点目は、映画館施設の売り上げ向上のためであると思われます。
映画鑑賞料だけではなく、飲食売店の売り上げも、映画館にとっては大切な収入源のひとつです。飲食物の持ち込みを許可することは、施設内の売店における売り上げに大きく影響するでしょう。
2点目は、ほかのお客さまに迷惑をかけないようにするためです。
例えば、においがきつかったり食べるときの音が大きかったりするものは、ほかのお客さまの迷惑になる可能性が高いでしょう。
実際に売店で販売されている飲み物は、フタがされていて、においが漏れにくい構造になっています。またポップコーンも、食べるときの音が周りに響くことはありません。
映画館のルールを守り楽しく映画鑑賞をしよう
映画館への飲食の持ち込みは原則禁止です。
施設内のポップコーンやドリンクは、一般のコンビニやスーパーで販売されている商品よりも割高なため、購入をためらう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、映画館内の売店における収入は、施設にとって貴重な収入源のひとつであり、ほかのお客さまへの配慮にもつながります。
売店でお菓子やドリンクを購入して、特別な時間を楽しみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー