更新日: 2023.12.03 その他家計
憧れの同居!世の中のカップルは生活費をどのように分割しているの?
そこで、この記事では生活費を分割する方法や円滑に分割するためのポイントを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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同居カップルが生活費を分割する方法4つ
生活費の分割方法はカップルによってそれぞれ異なります。ここでは、同居カップルが生活費を分割する基本的な方法を4つ紹介します。自分たちに合う分割方法はどれか、参考にしてみましょう。
・収入に応じて支払う割合を決定する
カップルが生活費を分割する場合でも、収入差があると負担が変わってきます。例えば、彼氏の給与が25万円で彼女の給与が20万円、そして毎月10万円ずつ生活費を出し合うとします。この場合、収入の少ない彼女のほうが金銭的な負担が大きく感じる可能性があります。
そこで、選択肢の一つとなるのが収入に応じて支払う割合を決めるというものです。このケースの場合、生活費の6割を収入の多い彼氏が負担し、4割を彼女が負担するやり方もあります。重要なのは、お互いに不満が出ない妥協点を探ることです。一方が多く支払う場合、もう一方は家事を少し多めに担当するなど、二人の意見を出し合いバランスをとるとよいでしょう。
・生活費の総額を折半する
シンプルかつ平等に生活費を折半して支払う方法です。収入差があまりない、公平でいたいというカップルにとって合理的な方法といえます。それぞれ費用をきれいに分割すると、不満が生じにくいというメリットもあります。
・支出の項目ごとに支払う担当を決めておく
支出の項目ごとに誰が支払いをするか、あらかじめ担当を決めておく方法です。例えば、家賃や通信費は彼氏、食費や水道光熱費は彼女という具合です。それぞれの担当をわけて支払うことで、家計を管理しやすいというメリットがあります。ただし、項目別に担当を決める場合は、どちらか一方の負担が重くなりすぎないようにうまく調整しましょう。
・共有のサイフや銀行口座を用意する
二人で共有のサイフや銀行口座を用意し、お互いが毎月決めた金額を入れてそこから生活費を支払う方法です。お互いのお金をいったん一カ所にまとめてから支払いをするため、お金を管理しやすいことがメリットです。余ったお金は将来に向けて、貯金に回すこともできます。なお、この方法を実践する場合は、赤字にならないよう注意が必要です。
例えば、通信費を共有のサイフや口座から支払う場合、カップルのどちらかが携帯を使いすぎて赤字になってしまう可能性もあります。トラブル回避のためにも、赤字になった場合は誰がどのように追加でお金を負担するのか、あらかじめルールを決めておきましょう。
同居の生活費を分割するコツは?
同居の生活費をスムーズに分割するには、大前提としてきちんと話し合いをすることが大切です。せっかくの楽しい同居が金銭トラブルでもめないよう、生活費の分割ルールを決めておきましょう。また、家計簿をつけることもおすすめです。
毎月家計簿をつけることによって、何にいくらお金がかかったのかが明確になります。外食が多いから自炊を増やすなど、無駄遣いを減らし節約につなげられます。
なお、家計簿の情報は二人で共有することがおすすめです。お金に対する意識が高まり、お互いの金銭感覚のすり合わせにもなります。結婚を考えているカップルであれば、将来に向けて貯金計画を立てるためにも役立つでしょう。
自分たちに合う分割方法を見つけて楽しい同居生活を
生活費の分割方法をきちんと決めないまま同居をスタートすると、後々金銭的なトラブルが発生する原因になります。せっかくの同居生活を台無しにしないためにも、前もってお金について話し合いましょう。生活費の分割は収入差を加味する、出費の総額を公平に折半するなど、カップルによって選択はさまざまです。分割方法に正解はないため、自分たちに合う方法を探しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー