更新日: 2023.11.28 その他家計
「小銭貯金」が大量にたまった!預け入れ時の手数料で「損をしない」ためには?
本記事では、小銭を預け入れする際の手数料で、損をしないための方法を解説します。せっかくためた小銭貯金を、損をせずに銀行へ預け入れしたい方は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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小銭を預け入れする際にかかる手数料
ある程度の小銭がたまったら、銀行へ預け入れをしましょう。しかし枚数ごとに手数料がかかるため、なるべく損をしないように、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
主要な銀行の、小銭を預け入れる際の手数料については、表1にまとめました。
表1
銀行名 | 1~100枚 | 101~500枚 | 501~1000枚 | 1001枚~ |
---|---|---|---|---|
みずほ銀行 | 無料 | 550円 | 1320円 | 1980円(以降、500枚ごとに660円加算) |
りそな銀行 | 660円 ※1日1回100枚まで無料 |
660円 | 1320円 | 1980円(1500枚まで。以降、500枚ごとに660円加算) |
ゆうちょ銀行 (ATM) |
・1~25枚:110円 ・26~50枚:220円 ・51~100枚:330円 |
― | ― | ― |
三菱UFJ銀行 | 無料 | 550円 | 1100円 | 1650円(以降、500枚ごとに550円加算) |
※参照サイトを基に筆者作成
例えば、10円玉10枚、100円玉30枚、500円玉70枚の小銭をりそな銀行に預け入れする場合は、660円の手数料がかかります。
上記の小銭は合計で3万8100円のため、手数料を引くと3万7440円になってしまいます。できるだけ、手数料が無料になる預け方をしましょう。
小銭の預け入れ時の手数料を損しないためのコツ
できるだけ手数料を支払わずに小銭を預け入れるためには、手数料がかからない範囲で、小分けにして預ける方法がおすすめです。例えばみずほ銀行では、小銭100枚までであれば、無料で預け入れできます。少々手間はかかりますが、100枚ずつ小分けにして預けることで、手数料を支払うことなく預け入れが可能です。
1日1回まで無料などの回数制限がある場合は、買い物や通勤のついでに銀行へ立ち寄って、小銭を100枚ずつ預けることで、手数料を支払うことなく預けられます。
小銭は手数料無料の範囲内で預け入れしよう
コツコツためた小銭は、銀行へ預け入れられます。ただし、枚数によっては手数料がかかるため、できるだけ無料の範囲内で、小分けにして預け入れることがおすすめです。せっかくためたお金は、自分のために全額使いたいものです。賢く預けて、賢く使いましょう。
出典
株式会社みずほ銀行 大量硬貨取扱手数料の新設について
株式会社りそな銀行 硬貨入金整理手数料改定のご案内
株式会社ゆうちょ銀行 ATM 硬貨預払料金の新設・ATM での硬貨取扱時間帯の変更
株式会社三菱UFJ銀行 その他手数料
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー