更新日: 2023.11.21 その他家計

遠方の友人から「結婚式」に招待されました。交通費と宿泊費は「自分で」出すべきでしょうか?

遠方の友人から「結婚式」に招待されました。交通費と宿泊費は「自分で」出すべきでしょうか?
招待された結婚式が遠方だったというケースもあるでしょう。その場合、問題となるのが、交通費や宿泊費をどうするかです。実際、新郎新婦がどこまで負担してくれるものなのか、疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
そこで今回は、結婚式における費用の負担事情についてまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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交通費と宿泊費はどこから負担するのか?

結婚式に招待した方に対して、交通費や宿泊費を支払うか支払わないかに関しては、厳密に決められているわけではありません。新郎新婦が自由に決めてよいことになっているため、人によって対応はさまざまです。
 
株式会社リクルートが運営するサイト「ゼクシィ」では、お車代と宿泊費について実際に結婚式を経験した方にアンケート調査を実施しています。その結果をもとに、交通費と宿泊費についての経済事情をみてみましょう。
 

交通費

同調査では、お車代(交通費)を渡す、渡さないの境界線をどのように決めたのかという質問に対して、以下の回答がみられました。
 

1位:交通費の金額で(31.6%)
2位:会場までの交通手段で(24.1%)
3位:ゲストとの関係性で(15.2%)
4位:会場までの所要時間で(11.4%)

 
「交通費が何万円以上になれば渡す」と事前にルールを決めている方もいれば、金額ではなく「飛行機を使うなら渡す」と交通手段によって決めているケースもありました。なかには「上司」や「スピーチをお願いした人」など、関係性で渡すかどうかを決めている方もいるようです。
 
さらに、全額負担するのが難しい場合には「交通費は一律〇円」と、金額を決めて渡したとの声も聞かれました。
 

宿泊費

交通費の次に問題となるのが、宿泊費です。同調査での回答は、以下の通りです。
 

1位:会場までの所要時間で(30.4%)
2位:挙式の開始または終了時間とのかね合いで(17.7%)
3位:ゲストとの関係性で(3.8%)

 
これは、結婚式が開催される時間によっても変わってくるでしょう。午前中9~10時などからの式であれば、当日遠方から、来るのが難しいケースも考えられます。その場合には、新郎新婦側が全額、もしくは一部負担して、宿泊してもらうこともあるでしょう。
 
そのため、どうしても宿泊しないと参加できない状況であれば、早めに新郎新婦に伝えておきましょう。事前に、ホテルを手配しておいてくれる可能性もあります。
 
しかし、日帰りでの参加が可能、ゲストの都合で宿泊することになったなどのケースであれば、ゲスト側が負担する場合がほとんどとなります。
 

結婚式における交通費と宿泊費の負担額は新郎新婦が自由に決められる

結婚式に招待した際、遠方からのゲストに「交通費」や「宿泊費」を渡すか否かは、正式に決まっているわけではありません。
 
しかし、飛行機や新幹線を利用しないと参加できない場合や、宿泊する必要がある場合には、全額もしくは一部の費用を負担してくれるケースが多いようです。参加するために、宿泊が必要な場合には早めに新郎新婦に相談してみるのもよいでしょう。
 

出典

株式会社リクルート ゼクシィ 【お車代&宿泊費】渡す? 渡さない? の「境界線」を大調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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