更新日: 2023.11.14 その他家計

転職先が「スーツ着用」なのですが、潔癖症なので絶対毎日洗いたいです。節約のために自宅で洗うのって良くないでしょうか?

転職先が「スーツ着用」なのですが、潔癖症なので絶対毎日洗いたいです。節約のために自宅で洗うのって良くないでしょうか?
転職先のドレスコードが「スーツ着用」の場合には、基本的に毎日スーツで出勤することになります。汚れや臭いが気になる人は、毎日スーツを洗いたいと思うかもしれません。
 
ただ、スーツを毎日クリーニングへ出すと当然ですがお金がかかります。節約のために自宅でスーツを洗えないかと考える人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、スーツ上下のクリーニング代の相場費用、自宅で洗う場合の費用やコツなどを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

スーツ上下のクリーニング代の費用

スーツ上下のクリーニング代は、クリーニング店によって異なります。各店のスーツ上下のクリーニング代の料金相場は、次のとおりです。
 

・大手チェーン店

料金相場は、1000円前後です。大手チェーン店はシステム化されており、大量のクリーニングが可能なことから、料金は比較的安いですが、毎日と考えると大きな支出になるでしょう。
 

・高級クリーニング店

料金相場は、5500円前後です。高級クリーニング店では、生地や汚れの状態を丁寧に見極めて、高い技術でクリーニングを行っているため、割高になりやすい傾向です。高級ブランドのスーツ、大事なスーツをクリーニングしたい場合に向いています。
 

・個人経営店

料金相場は、2000円前後です。個人経営店では、クリーニングのプロが全ての工程を行うため、仕上がりが丁寧という特徴があります。気軽に相談がしやすく、柔軟な対応をしてもらえることもメリットです。愛用のスーツも安心してお任せできるでしょう。
 

・宅配クリーニング店

料金相場は、1700円前後です。宅配クリーニング店の場合は、送料が含まれているため、料金が少し高くなります。自宅まで集荷や配達をしてくれますので、店舗まで出向いたり、クリーニングが終わったスーツを受け取りにいったりする手間がかからないのがメリットです。
 

・クリーニングの方法やオプションによっても費用が異なる

クリーニングの方法、オプションの有無によっても、料金が異なります。ウェットクリーニングに関しては、高い技術や知識が必要なことから、ドライクリーニングの2倍くらいの料金がかかる場合があります。
 
オプションの相場は、撥水(はっすい)加工が500~1500円、折り目加工が300~1000円、汗抜き加工が300~2000円です。
 

自宅で洗う場合の費用は?

スーツをクリーニングへ出すと、1回あたり1000円程度の費用が発生します。仮に、毎日クリーニングへ出すとしたら、1ヶ月間(月に22日出勤で計算)で2万2000円の費用が掛かってしまうので、負担が大きくなってしまうことでしょう。このクリーニング代を節約したいならば、自分で洗濯するのも手です。
 
洗濯機を使ってスーツを洗う場合は、電気代、水道代、洗剤代などの費用がかかります。縦型洗濯機を1回使用する場合の電気代の目安は、2円程度です。洗濯機の1回の使用で100Lの水を使うとすると、水道代は25円(1Lの単価を0.25円で計算)です。
 
洗剤代は、洗剤の種類や使用量によって異なりますが、1回あたり15~45円くらいの費用がかかります。仮に、洗剤代を15円とすると、スーツを洗濯機で洗った場合の1回あたりの費用は、42円です。1ヶ月間では、924円(月に22日出勤で計算)です。クリーニングへ出すよりも、大幅に費用を節約できるでしょう。
 

自宅でスーツを洗う際のコツ

自宅でスーツを洗う前に、タグに記載されている「洗濯表示」をよく確認しましょう。洗濯機や手洗いが可能なマークがついていれば、自宅で洗うことができます。
 
洗濯機でスーツを洗う場合には、生地を傷めないように、ドライコースや手洗いコースなどを選ぶとよいでしょう。洗濯機で洗うのが不安な場合には、手洗いにしてみるのもよいかもしれません。
 

毎日スーツを洗うならば自宅で洗った方が節約効果は高い!

スーツ上下をクリーニングへ出すと、比較的手ごろな料金の大手チェーン店を利用した場合でも、1000円前後の料金が発生します。自宅で洗濯機を使って洗う場合の費用は、1回あたり42円ほどです。
 
ただし、自宅で洗う際には、洗濯表示の確認が必要です。洗濯機を使う場合には、ドライコースや手洗いコースなどを選び、洗濯ネットも使用したほうがよいでしょう。スーツ購入の際に気軽に洗えるウォッシャブルスーツを選ぶのも手です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集