更新日: 2023.11.14 働き方

時給1200円と1100円は「年間」でどれくらい稼ぎに違いがでる?パート時給を上げるには「コツ」がある!?

時給1200円と1100円は「年間」でどれくらい稼ぎに違いがでる?パート時給を上げるには「コツ」がある!?
時給制のパートやアルバイトをしている場合、稼げる金額を増やすためには、勤務時間を延ばすか、時給を上げてもらうなどの方法があります。
 
勤務時間を延ばすといっても、既にフルタイム勤務している場合は増やすことは難しいでしょう。そのため、パートやアルバイトが稼げる金額を増やすためには、時給を上げてもらうことが必要です。
 
本記事では、時給1100円と1200円で働いたときに年間でどのくらい稼ぎに違いがでるのか、また、時給をアップしてもらうためのコツなどについて紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

時給1100円でフルタイム勤務した場合は年間いくら稼げる?

今回算出する給与は、社会保険料や税金を引いていない額面上の金額です。
 
月の勤務日数を20日として、時給1100円で1日8時間勤務した場合に年間で稼げる額は、以下のとおりです。

1100円×8時間×20日×12ヶ月=211万2000円

 

1日6時間勤務の場合は額面で158万4000円

月の勤務日数を20日として、時給1100円で1日6時間勤務する場合に年間で稼げる額は、以下のとおりです。

1100円×6時間×20日×12ヶ月=158万4000円

 

時給1200円でフルタイム勤務した場合は年間いくら稼げる?

月の勤務日数を20日として、時給1200円で1日8時間勤務する場合に年間で稼げる額は以下のとおりです。

1200円×8時間×20日×12ヶ月=230万4000円

 

1日6時間勤務の場合は額面で172万8000円

月の勤務日数を20日として、時給1200円で1日6時間勤務する場合に年間で稼げる額は以下のとおりです。

1100円×6時間×20日×12ヶ月=172万8000円

 

パート時給を上げるコツ

パートやアルバイトが時給を上げるためのポイントを3つ紹介します。時給がアップすれば仕事へのモチベーションが上がり、さらに仕事へ貢献できるようになるでしょう。コツを把握しつつ、コツコツまじめに働くことが大切です。
 

バイトリーダーに昇格する

バイトリーダーに昇格すると、時給もアップする可能性があります。バイトリーダーとは、ほかのアルバイトやパートの方たちをまとめ、指示を送る役割を果たします。そのため、ほかの方たちよりも仕事の経験や知識を持ち合わせている必要があるでしょう。
 
バイトリーダーになることで業務の量が増えたり、責任が重くなったりするため、時給アップする場合が多いと考えられます。
 

長期的に勤務する

時給アップは、勤務年数が長くなることで行われる場合もあります。長期勤務で時給アップを目指す場合は、遅刻や欠勤をしないことはもちろん、与えられた仕事をミスなく着実にこなしたり、新しい仕事に積極的に取り組んだりと、コツコツとまじめに働くことが大切です。
 
また、残業を依頼されたときに引き受けたり、ほかのパートやアルバイトが欠勤したときにシフトに入ったりと、勤務先をサポートすることで、上司からの評価がアップする可能性があるでしょう。
 

時給の高い仕事に変える

パートやアルバイトが効率よく時給アップを目指すならば、思い切って仕事を変えてみることも一つの手段です。地域別最低賃金が高い地域で仕事を探すのもよいでしょう。なお、厚生労働省が令和5年に発表した地域別最低賃金は、以下のとおりです。
 
関東周辺で最低賃金をチェックしてみると、東京都が1113円、神奈川県が1112円、埼玉県が1028円、千葉県が1026円、群馬県が935円です。
 
関西周辺で最低賃金をチェックしてみると、大阪府が1064円、京都府が1008円、兵庫県が1001円、奈良県が936円です。県をまたぐと、最大およそ128円の差が発生します。
 
例えば、東京に近い埼玉で勤務している場合、視線を東京に向けて仕事を探してみると、今より時給の高い仕事先が見つかりやすい可能性があります。県をまたいでの移動がしやすい地域で暮らしている場合は、時給をアップするために、仕事を変えてみることも一つの手段でしょう。
 

効率よく稼ぐなら時給アップを目指そう

時給1100円と1200円の場合では、年間で稼げる金額に19万2000円もの開きがあることが分かりました。限られた時間の中で稼いでいくためには、時給アップが欠かせません。
 
今回紹介したポイントを意識して、コツコツ仕事を進めていきましょう。
 

出典

厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集