更新日: 2023.11.15 その他家計

トイレの臭いが気になる!24時間「換気扇」をつけっぱなしだと、電気代はいくらかかるの?

トイレの臭いが気になる!24時間「換気扇」をつけっぱなしだと、電気代はいくらかかるの?
「トイレの臭いが気になる」「毎回消すのを忘れてつけっぱなし」という方もいらっしゃるかもしれません。この場合に気になるのが、換気扇にかかる電気代です。
 
今回は、トイレの換気扇を24時間つけっぱなしにすると、いくらの電気代がかかるのかを解説します。さらに、なるべく電気代を抑えて使用するポイントもご紹介しますので、節約したい方はぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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トイレの換気扇にかかる電気代

トイレの換気扇にかかる消費電力は、およそ1.4~2.4ワットです。製品によって多少異なりますが、なかには人感センサーが搭載されており、「弱」と「強」を自動で切り替えてくれるものもあります。
 
今回は、「弱」運転(1.4ワット)で24時間稼働した際の電気代を見てみましょう。なお、電気代単価はTEPCO 東京電力エナジーパートナーの記載に則り、30円/キロワットアワーで計算しています。
 
換気扇を24時間稼働した場合の電気代は、1日約1円、1ヶ月で約30円です。そのうち自動で数時間「強」運転になったとしても、消費電力が少ないため電気代はさほど変わりません。
 
ただし「強」運転(1.9ワット)で24時間つけっぱなしにした場合は、1日当たり約1.4円、1ヶ月で約42円かかります。わずかとはいえ無駄な電気代がかかってしまいますので、人感センサーがない換気扇の場合は「弱」と「強」の切り替えを忘れないように注意しましょう。
 

トイレの換気扇は24時間つけっぱなしのほうがよい?

そもそもトイレの換気扇は、こまめに消すのとつけっぱなしにしておくのと、どちらがよいのか悩む方もいらっしゃるかもしれません。トイレの換気扇を24時間つけっぱなしにするメリットは、以下の通りです。


・臭いを除去する
・結露やカビを防ぐ
・空気をキレイにする
・ホコリがたまりにくくなる

換気扇をつけっぱなしにすることで空気を循環できるため、臭いはもちろん、湿気や花粉なども一緒に除去してくれます。トイレ内の空気を清潔に保(たも)てるだけでなく、ホコリがたまりにくくなるなどのメリットも期待できます。
 
特にマンションやアパートなど窓がないトイレの場合は、換気扇を24時間稼働しておくとよいでしょう。
 

換気扇にかかる電気代をより節約する方法

トイレの換気扇は、24時間つけっぱなしにしていても1日1円ほどしか電気代はかかりません。
 
しかし使い方によっては、電気代が無駄にかかってしまうこともあります。効率よく電気代を節約するには、以下の点を意識しましょう。


・定期的に掃除する
・窓は閉めて換気する
・古い換気扇は買い替える

換気扇にホコリや汚れがたまっていると、換気扇の動きを妨げてしまい余計な電力を消費することにつながります。さらに、窓が開いていると換気効率が悪くなるおそれがあります。換気扇を定期的に掃除して、換気する際は窓を閉めた状態で稼働しましょう。
 

トイレの換気扇の電気代は1日1円ほど! 24時間つけっぱなしがおすすめ

トイレの換気扇の電気代は、24時間つけっぱなしにしていても、1円ほどしかかかりません。
 
24時間つけっぱなしにすることで、臭いはもちろん、トイレ内の環境を清潔かつ快適に保(たも)てます。特に窓がないトイレの場合は、24時間つけっぱなしにしておくことをおすすめします。
 

出典

TEPCO 東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C 従量電灯B料金単価
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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