更新日: 2023.11.10 その他家計
ハイボールを「毎日3杯」ずつ飲みたいのですが瓶で買って自分で作ったほうがお得ですか?
しかしハイボールは、ウイスキーと炭酸水があれば自宅で作れることから、「缶で購入するのと、ウイスキーを購入して作るのとでは、どれくらい差があるんだろう」と、疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、ハイボールの缶を購入したときと自分で作るときの費用を比較して解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ハイボールを缶で購入すると?
ハイボールはさまざまなメーカーから発売されていますが、今回は有名なサントリーの「角 ハイボール缶」の価格を参考にします。小売希望価格が196円(税込み:以下同様)のため、3本購入すると588円となります。
なお、缶で購入する場合はほかに費用がかからないため、かかる費用はトータルで600円程度と設定します。
角瓶を購入して自分でハイボールを作ると?
次に、ウイスキーと炭酸水を購入して自作する場合の費用を見てみましょう。参考にする商品は、同じくサントリーの「サントリーウイスキー角瓶」です。1瓶700mlが入って、希望小売価格は1910円です。
またハイボールには、炭酸水も必要です。仕事帰りにコンビニで購入することを想定して、セブン-イレブンの1本(500ml)91.8円の「強炭酸水」を参考にします。
なお、ローソンでは「炭酸水」1500mlが108円、ファミリーマートではなんと、「強炭酸水」1000mlが108円で購入できます。たくさん飲みたい場合は1500mlがおすすめです。
ウイスキーと炭酸水を混ぜる際に必要なマドラーは、箸でも代用できるため、今回は省略します。マドラーは100円ショップでも購入できるため、こだわりたい場合は購入してみましょう。氷に関しても、今回は、冷蔵庫内の製氷機で作ると想定して進めます。
自分でウイスキーを作ると1杯238円
ウイスキーは、炭酸水と1:4程度で割るのがおすすめのため、今回は350mlを作ると仮定して、下記の分量で進めます。
・ウイスキー: 70ml(約191円)
・炭酸水(セブン-イレブン「強炭酸水」):280ml(約51円)
上記より、自分でハイボールを作ると、約242円かかることが分かります。3杯分だと726円です。缶で購入する場合は588円のため、自分で作ると140円近く高いことが分かりました。
まとめ
価格で見ると、缶で購入するほうがお得です。毎日飲むことが分かっていたら、ネット配送でケース買いしてストックしておくと、毎日買わずに済んで効率的です。
しかし、マンションだとごみ捨てが面倒だったり、濃いハイボールを作りたかったりする人には、自作をおすすめします。一日に3缶飲むと、1ヶ月で90本程度になるため、ごみ捨てもちょっと大変です。また缶の数を見て、家族から「飲み過ぎ」と驚かれる可能性もあります。
「たまにはダブルで飲みたい」という場合には、自作のほうが自由に作れますので、適しているでしょう。さらにレモンがあれば、くし切りにしてグラスに添えると、お店のような雰囲気を楽しめます。缶と手作り、お好みで選択してみましょう。ただし、お酒は適量で楽しんでくださいね。
出典
サントリーホールディングス株式会社 サントリーウイスキー角瓶
サントリーホールディングス株式会社 角 ハイボール缶
サントリーホールディングス株式会社 ウイスキーのおいしい飲み方 ハイボール
株式会社セブン-イレブン・ジャパン セブン-イレブン 7プレミアム 強炭酸水 500ml
株式会社ローソンストア100 炭酸水 1.5L
株式会社ファミリーマート 強炭酸水 1000ml
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー