更新日: 2023.11.09 その他家計

夫は「作業着」勤務のため、一日2回は洗濯機を回します。1回と比べてどれくらい「電気代」と「水道代」は違いますか?

夫は「作業着」勤務のため、一日2回は洗濯機を回します。1回と比べてどれくらい「電気代」と「水道代」は違いますか?
衣類を一日に何度も洗濯するというご家庭もあるでしょう。その場合、電気代と水道代が気になるのではないでしょうか。
 
今回は、洗濯1回当たりの電気代と水道代について解説します。洗濯回数が増えると、どれほどのコストがかかるのかを見てみましょう。「ドラム式洗濯乾燥機」と「タテ型洗濯乾燥機」の費用をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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洗濯1回当たりの電気代と水道代

洗濯にかかるコストは、「ドラム式」か「タテ型」かによって変わります。まずはタイプ別に、洗濯1回当たりの電気代と水道代を確認してみましょう。
 
シャープ株式会社では、「ドラム式」と「タテ型」のそれぞれにかかる電気代と水道代を比較検証しており、結果は表1の通りです。
 
表1
 

    

ドラム式洗濯乾燥機 タテ型洗濯乾燥機
洗濯のみ
11キログラム
洗濯~乾燥
6キログラム
洗濯のみ
11キログラム
洗濯~乾燥
6キログラム
使用水量 約75リットル 約49リットル 約115リットル 約88リットル
水道代 約19.7円 約12.8円 約30.1円 約23.1円
消費電力量 約75
ワットアワー
約600
ワットアワー
約110
ワットアワー
約2200
ワットアワー
電気代 約2.3円 約18.6円 約3.4円 約68.2円
合計 約22円 約31.4円 約33.5円 約91.3円

 
※シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」を基に筆者作成
 
「タテ型」と比較して、「ドラム式」のほうが、電気代・水道代をともに安く抑えられることが分かります。また、洗濯から乾燥まで一貫して行う場合は、電気代が高くなるため、洗濯する衣類の容量に応じてモードを使い分けると、かかるコストをより抑えられるでしょう。
 

一日に2回洗濯機を回すと、どれだけのコストがかかるのか

洗濯1回当たりにかかるコストが分かったところで、一日に2回洗濯機を回すと、月にいくらかかるのかを見てみましょう。
 
表2
 

    

一日の
洗濯回数
ドラム式洗濯乾燥機 タテ型洗濯乾燥機
洗濯のみ
11キログラム
洗濯~乾燥
6キログラム
洗濯のみ
11キログラム
洗濯~乾燥
6キログラム
1回 約660円 約942円 約1005円 約2739円
2回 約1320円 約1884円 約2010円 約5478円

 
※筆者作成
 
一日のうち2回とも洗濯のみで稼働した場合、ドラム式とタテ型でかかる費用には約690円の差が生じます。洗濯から乾燥まで済ませた場合であれば、約3594円もの差になります。
 
タテ型洗濯機のなかには乾燥までできるものもありますが、電気代が高額になりやすいので、一日に何度も使用する場合は、ドラム式のほうがコストは安く抑えられるでしょう。
 

一日に何度も洗濯するのであれば「ドラム式」がおすすめ

洗濯機は「ドラム式」と「タテ型」によって、かかる電気代と水道代が異なります。コストを比較すると、ドラム式のほうが安く済むことが分かりました。
 
一日に何度も洗濯するのであれば、ドラム式のほうが、毎月の出費を抑えられるでしょう。ただし、自宅の設置スペースに限りがある場合や、乾燥機能をあまり使わないといった場合は、タテ型洗濯機が向いている可能性もあります。
 
自分たちの洗濯状況に合った洗濯機を選ぶとよいでしょう。
 

出典

シャープ株式会社 洗濯乾燥機の選び方ガイド 04. タテ型とドラム式節水・省エネ能力の違い

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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