更新日: 2023.11.09 その他家計

「缶ビール」と「発泡酒」を毎日1本ずつ飲むとどれくらい違うの?

「缶ビール」と「発泡酒」を毎日1本ずつ飲むとどれくらい違うの?
仕事を頑張ったあとの一杯や、家族との団らんの一杯など、夜の晩酌には欠かせないのが缶ビールです。そのため、常に冷蔵庫の中のストックを切らさないように、気をつけている人も少なくないのではないでしょうか。一方で、缶ビールばかり飲み続けると、お金を使いすぎていると感じるため、節約のために発泡酒を愛飲している方もいます。
 
こちらでは、缶ビールまたは発泡酒を、1ヶ月間毎日飲み続けた場合にかかる費用の違いについて紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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缶ビールを毎日飲むといくらかかる?

缶ビールは、アルコール飲料においてはビールに分類されます。ビール好きの中には、発泡酒ではなく、絶対にビールしか飲まないといったポリシーを持っている方も少なくありません。こちらでは、缶ビールを1ヶ月間飲み続けた場合に必要な金額について紹介します。
 

缶ビールを毎日飲むとおよそ6000円必要

2023年8月に総務省統計局から発表された「小売物価統計調査」によると、ビール1パックの平均価格は1174円です。1パックは6缶入りのため、缶ビールを毎日1缶飲むと、1ヶ月を30日として、およそ6000円必要になります。
 

発泡酒を毎日飲むといくらかかる?

発泡酒はビールと区別されており、区別される基準は使用される麦芽の量であり、発泡酒は麦芽の使用量が50%未満のものと定められています。
 
ここからは、ビールとは違う発泡酒について、毎日飲むといくら必要になるかを見ていきましょう。
 

発泡酒を毎日飲むとおよそ4400円必要

発泡酒についても、2023年8月に総務省統計局から公表された「小売物価統計調査」によると、1パックあたりの平均金額は884円です。1パックあたり6缶入りのため、発泡酒を1ヶ月間毎日1缶飲むと、1ヶ月間でおよそ4400円必要になります。
 

週末だけ缶ビールにするとおよそ1200円の節約

毎日缶ビールで晩酌すると、1ヶ月あたりの酒代が高額になりがちですが、週末の贅沢として土日のみ缶ビールを飲むようにすれば、毎日飲むよりおよそ1200円の節約につながります。缶ビール1本あたりの値段はおよそ195.7円、発泡酒1本あたりの値段はおよそ147.3円のため、以下のように計算可能です。
 

 1ヶ月間の土曜日と日曜日:8日間
 1ヶ月間の平日:22日間
 缶ビール×8本+発泡酒×22本=195.7円×8本+147.3円×22本
              =1565.6円+3240.6円
              =4806.2円≒4800円
 缶ビールを毎日飲めばおよそ6000円のため、6000円-4800円=差額1200円

 

まとめ

今回は、缶ビールもしくは発泡酒を毎日飲むために必要なお金と、週末だけ缶ビールに替えることでいくら節約できるのかを紹介しました。缶ビールを毎日飲むと6000円必要ですが、週末のみにすれば、1ヶ月で1200円の節約になることが分かりました。
 
とはいえ、毎日お酒を飲み続けることは、身体にとってはよくありません。お酒はたしなむ程度にして、適宜休肝日を設けながら楽しむことをおすすめします。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編)2023年8月 統計表 1 主要品目の都市別小売価格【2023年8月】 「1001 うるち米(単一原料米,「コシヒカリ」)」~「2183 学校給食(中学校)」

国税庁 ビール・発泡酒に関するもの
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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