更新日: 2023.11.02 その他家計

一人暮らしで「デリバリーサービス」を週7回は頼みすぎ?便利すぎて貯金もできません…

一人暮らしで「デリバリーサービス」を週7回は頼みすぎ?便利すぎて貯金もできません…
コロナ禍で注目を集めるようになったデリバリーサービスは、今や加盟店も増えて、利用者が増加しています。
 
特に一人暮らしの場合は「自分の分だけのご飯を作るのは面倒」という理由から、頻繁にデリバリーサービスを利用されている方も多いのではないでしょうか。
 
しかし、頻繁に利用していると、費用面での心配が出てくるはずです。
 
本記事では、週に7回デリバリーサービスを利用した場合にかかる費用について、1ヶ月の食費の平均や、収入に対する理想の食費の割合とともにご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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デリバリーサービスを週7回頼んだ場合の費用は?

ネットで注文した料理を自宅まで届けてくれるデリバリーサービスは、便利である一方で、費用が割高です。
 
実際に店舗で食事をする際にはかからない「配達手数料」や「決済手数料」が加わるためです。
 
手数料の金額は店舗によって異なりますが、仮に配送料と決済手数料が400円とした場合、1000円の商品を注文すると、1400円かかることになります。
 
週に7回利用したら9800円、また1ヶ月利用し続けたら4万2000円の出費になります。
 

1ヶ月の食費の平均はいくら?

一人暮らしの場合における、1ヶ月の食費の平均について確認しましょう。
 
総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2022年」によると、単身世帯の1ヶ月の平均食費は3万9069円です。
 
デリバリーサービスを週7回利用した場合の費用が4万2000円ですので、すでに1ヶ月分の平均食費を超えています。
 
また、単身世帯の1ヶ月の平均外食費は7840円ですので、デリバリーサービスの利用を続けることは、費用面において大きな負担となることが分かります。
 

食費は収入の何割以内に収めることが理想?

1ヶ月の食費をいくらまでに収めるべきかは、収入によって異なります。
 
目安としては、食費を手取りの15%以内に収めることが理想とされているため、自分の手取り額と照らし合わせて、確認するとよいでしょう。
 
表1
 

1ヶ月の手取り額 食費の目安
15万円 2万2500円
18万円 2万7000円
20万円 3万円
25万円 3万7500円
28万円 4万2000円
30万円 4万5000円

 
※筆者作成
 

理想の食費の範囲内に収める工夫をしよう

デリバリーサービスを週7回利用した場合の食費は、1ヶ月で4万2000円となるため、一人暮らしの1ヶ月における平均の食費3万9069円より大きいといえます。食費を大幅に超えてしまうと、ほかの出費を削らなければならなかったり、貯金ができなかったりしますので、注意が必要です。
 
デリバリーサービスを利用するのは、忙しくてどうしても食事の支度をする時間がない日や、疲れた日だけにして、それ以外の日は自炊するなど、利用の頻度を減らすことも検討しましょう。
 
また、デリバリーサービスのクーポンを利用して、お得に注文できるタイミングを狙うこともおすすめします。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 001 用途分類(総数)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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