更新日: 2023.10.30 家計の見直し

30歳一人暮らし、「デリバリー」を週に7回以上利用してしまいます…。自炊したらいくら食費は浮きますか?

30歳一人暮らし、「デリバリー」を週に7回以上利用してしまいます…。自炊したらいくら食費は浮きますか?
一人暮らしをしていると、自分のためだけにご飯を作ることが面倒に感じることもあるのではないでしょうか。
 
「外食するのは面倒」「家でゆっくり食べたい」という方におすすめなのが、フードデリバリーです。
 
栄養バランスのとれたおいしい料理が気軽に食べられて、食事の準備も片付けも不要なフードデリバリーは、利用者数が年々増加している人気のサービスとなっています。
 
便利であるため「週に何度も利用している」という方もいらっしゃるようですが、費用がどれくらいかかるのでしょうか。
 
本記事では、フードデリバリーを週に7回以上利用している方が、自炊した場合には、いくらぐらいの食費が浮くのかを検証します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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一人暮らしの食費の平均は1ヶ月いくら?

まず、一人暮らしの1ヶ月にかかる食費は、総務省が2022年に実施した「家計調査 家計収支編 単身世帯」によると、平均で3万9069円となっています。
 
また同調査によれば、単身世帯の消費支出は、1ヶ月で16万1753円とされているため、支出のうち約24%が食費にかかっていることになります。
 
1ヶ月の食費の平均が3万9000円程度と考えると、1日分の食費は1300円前後になります。
 
つまり、1食あたりの金額を430円程度に抑えれば、平均的な食費で済ませられるということです。
 

デリバリーを週に7回利用した場合にかかる費用は?

デリバリーを利用した場合は、配達手数料がかかるため、通常より割高になります。
 
仮に、1000円の料理を注文して、400円の配達手数料がかかった場合、週に7回利用したときの費用は9800円です。
 
夕食だけデリバリーにしたとしても、1ヶ月(30日の場合)続けると、4万2000円かかります。
 
仮に、1日1食をデリバリー(1食あたり約1400円)にして、残りの2食を自炊(1食あたり約430円)した場合、1日にかかる食費は約2260円です。
 
1日3食を自炊した場合は約430円×3食=約1290円で済むため、1日1食をデリバリーにした場合より約1000円も食費が浮くことになります。
 
つまり、デリバリーの利用をやめて、すべて自炊にした場合、1週間で約7000円、1ヶ月で約30000円の節約になるということです。
 

節約したいなら支出を抑える工夫を!

デリバリーならネットで注文するだけですので、ほとんど手間をかけずに食事を用意できます。また自炊する場合と違って、ガス代や水道代がかからずに済みます。
 
豊富な種類の加盟店から、さまざまな料理を選んで楽しめるため、飽きることもありません。
 
しかし、頻繁に利用しすぎると家計の負担が大きくなってしまうため、利用回数を減らすなどの工夫をすることが大切です。
 
例えば、デリバリーを利用するときは、割引クーポンを使用するなど、お得に済ませることをおすすめします。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 家計調査 家計収支編 単身世帯001 用途分類(総数)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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