更新日: 2023.10.26 その他家計

スーパーの「20%引き」の計算がパッとできません。わざわざ電卓を使うのも面倒なのですが、簡単な計算方法はあるのでしょうか?

スーパーの「20%引き」の計算がパッとできません。わざわざ電卓を使うのも面倒なのですが、簡単な計算方法はあるのでしょうか?
多くの人は小学校で算数を習います。しかし、簡単な算数でも日常生活で活かせていないという人もいるでしょう。難しい方程式は別として、スーパーでお惣菜などが「20%引き」になっているときに、実際にいくらになるのか速やかに計算できる方法は知っておいて損はありません。
 
今回は、「20%引き」といった表示を見つけた際に素早く価格を知るための、日常生活で活用できる計算方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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20%引きや30%引きの計算方法

もし、スーパーのお惣菜などに「50%引き」という表示があった場合は、多くの人が簡単に計算できるでしょう。そのお惣菜が300円であれば、50%引きなので半額となり、150円で買えることになります。「20%引き」や「70%引き」などそれ以外の割引率になっているときには、まず元の価格の「10%」について考えてみましょう。
 
300円の10%は、30円です。単純に元の価格を10分の1にすればよい(1の位を消してしまえばよい)ので難しくはありません。「20%引き」の表示があった際には、この10%の金額を2倍にします。
 
このケースでは、30円の2倍で60円です。これが割引される金額となります。あとは元の価格から60円を引けば、20%引き後の価格が算出可能です。つまり300円のお惣菜の20%引きは、300円から60円を引いて240円となります。
 
20%引きということは、残りの80%が割引後の価格になるともいえます。なので、この例では30円を8倍すれば、元の価格の20%引き後の価格が算出可能です。30円の8倍は240円となり、一致します。引き算が少し面倒な人は、このように元の価格の10分の1の金額に残りの割合をかけて算出してもよいでしょう。
 

・4000円の商品の20%引きはいくら?

計算に苦手意識がある人は、金額が大きくなるだけで困惑しがちです。しかし、基本的な計算方法は変わりません。
 
4000円の商品が20%引きになっている場合、前述の説明の通り、まずは、4000円の10%を考えます。4000円の10%は400円です。20%引きということは、400円の2倍が割引される金額となります。
 
400円の2倍は800円です。4000円から800円を引くと3200円なので、4000円の20%引きは3200円となります。もしくは、400円を8倍しても3200円となるので、計算しやすいほうを選んでみましょう。
 

・30%引きの場合は?

800円の商品の30%引きなど割引率が変わっても、基本的な計算方法は同じです。まずは、元の金額の10%を考えます。800円の10%は、80円です。30%引きの場合は、この80円を3倍します。割引される金額は80円の3倍で240円となるので、これを元の金額である800円から引きましょう。
 
800円から240円を引くと、560円です。つまり、800円の30%引きは560円となります。もしくは、80円の7倍で560円と導いても問題ありません。
 

計算に慣れながら習慣化していこう

20%引きや30%引きの計算は、慣れれば簡単に計算できるようになります。スーパーやデパートなどで「20%引き」や「3割引」などの表示を見かけたら、その都度頭の中で計算してみましょう。まずは、割引される金額の計算ができるようにします。
 
「298円」など細かい数字の場合には、300円として計算しましょう。最初のうちは、わかりやすい数字での計算を多くこなしつつ、習慣化することが大切です。自信がつくまではスマホの計算機能も活用しながら、暗算の答え合わせをするとよいでしょう。徐々に暗算のみで割引後の金額が出せるようになります。
 

20%引きの計算は慣れてしまえば簡単

スーパーでお惣菜などが20%割引になっている場合、まずは、元の価格の10%がいくらかを計算します。10%の金額を2倍にした数字を元の価格から引けば、20%割引後の価格が算出可能です。
 
もしくは、元の価格の10%の金額を8倍にしても算出できます。数字が細かくなったり割引率が大きくなったりすると難しいと感じる人も出てくるでしょう。しかし、計算は慣れです。習慣化できれば、徐々に難なく計算できるようになります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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