更新日: 2023.10.23 その他家計

節約のために、水筒持参で出社しています。1日2Lほど会社の水道水を飲むのですが、1ヶ月でどれほどの節約になるでしょうか?

節約のために、水筒持参で出社しています。1日2Lほど会社の水道水を飲むのですが、1ヶ月でどれほどの節約になるでしょうか?
缶コーヒーやジュースなどの飲み物代を節約するために、水筒持参で出社する方は少なくありません。職場に設置してある水道から水を飲めば、もっと節約効果が高まるのではと思う人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、会社の水道水を飲んだ場合に、1ヶ月間でどの程度の節約になるのかということを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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1日に必要な水分量は2.5L

成人男性が1日に必要な水分量は、2.5Lといわれています。2.5Lのうちで、食事で補える水分量は1L、体内で作られる水分量は0.3Lです。つまり、1日に必要な飲み水の量は、1.2Lということになります。蒸し暑い時期の勤務、あるいは、たくさん汗をかく業務に就いている方ですと、もっと多くの水分が必要になることもあるでしょう。
 
ここでは、会社で補給する水分の量を1日2Lとしたうえで、1ヶ月間の節約額を算出します。
 

会社の水道水を毎日飲めば大幅な節約効果が期待できる!

飲み物代をどのくらい節約できるかは、飲み物の種類により変わってきます。コンビニエンスストアで販売されている缶コーヒーやペットボトル入りお茶などを定価で購入する場合は、1ヶ月間の飲み物代が高くなってしまうでしょう。
 
たとえば、500mlのペットボトル入りの紅茶を150円で購入するとしたら、1日あたりの飲み物代は、600円です。1ヶ月間(22日出勤する場合)では、1万3200円ものお金がかかってしまいます。
 

・会社の水道水を飲んだ場合の1ヶ月間の水道代は約11円!

最もコスパがよいのは、水道水です。では、会社で毎日2Lの水を飲んだら、1ヶ月の水道料金はどのくらいになるのでしょうか。
 
水道料金は、地域によって差があります。仮に水1Lあたりの単価を0.24円として計算すると、1日あたりの水道料金は0.48円です。1ヶ月間(22日出勤する場合)では、10.56円となります。なお、会社で利用した水道の料金を払うのは、基本的にその会社です。一般的に、給与から飲み水代が差し引かれないので、無料で水を飲めます。自宅の水道水を水筒へ入れて持参する場合でも、月に11円くらいしかかかりません。
 
缶コーヒーやペットボトル入りのお茶などを飲まずに、水筒に入れた水道水だけしか飲まないのであれば、飲み物代をかなり節約できるでしょう。
 

・ペットボトル入りミネラルウォーターを毎日飲む場合

水道水の味についても、地域によって異なります。会社の水道水は、独特の味やカルキ臭が気になるので、おいしく飲めないという人もいるのではないでしょうか。
 
会社の水道水を飲まずに、市販のペットボトル入りのミネラルウォーターを買う場合は、1ヶ月間でどのくらいのお金がかかるのでしょうか。
 
大手コンビニエンスストアで取り扱いしているペットボトル入りの価格は、2Lで108円(税込み)程度です。1日あたりの飲み物代は108円となるため、1ヶ月間では2376円(22日出勤する場合で計算)のお金がかかります。
 

会社の水道水は節約効果が高い!積極的に節約したい場合にはおすすめ

コンビニエンスストアで毎日飲み物を買うと、かなりの出費となってしまう可能性があります。会社の水道水だけを飲めば、飲み物代を0円にすることも可能です。
 
本記事を読んでいるみなさんも、お財布に優しい水分補給をしてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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