更新日: 2023.10.20 その他家計
やっぱりスポーツ中継は大画面で見たい! 大型4Kテレビにかかる維持費は月いくら?
ただし、テレビを導入する際、購入費やアンテナ設置工事の初期費用だけでなく、月額の維持費用も重要なポイントとなります。また、適切な契約選択や節約方法を活用すれば、無駄な出費は抑えられます。
本記事では、4Kテレビを楽しむための金額や、賢い選択や節約方法を紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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テレビにかかる初期費用を月額費用に分けて紹介
テレビの導入時に、初期費用としてテレビ本体の購入費やアンテナの設置工事費が発生します。アンテナ設置の平均費用は、アンテナの種類などにより1万5000~7万円程度と幅広いです。
一方、月額の費用としては、テレビの電気代やNHK受信料、ケーブルテレビの料金(契約する場合)が考えられます。
テレビ購入やアンテナ設置工事などの初期費用
テレビの導入を検討する際、まず検討すべきはテレビ本体の購入費です。さらに、アンテナの設置も重要です。八木式やデザインアンテナ、CSBSアンテナなど、用途や設置場所に応じて選んで適切なアンテナが異なり、特に新規設置の場合は基礎からの施工が必要なため、費用が高くなる傾向があります。
電気代やNHK受信料などの月額費用
月額のランニングコストとして、まず検討すべきはテレビの電気代です。経済産業省資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ 2022年度版」による年間の目安電気料金の平均値は、液晶テレビの場合、2K未満30インチ未満は1101円(月額91.75円)、4K・50インチ未満は3767円(月額313円)、4K・50インチ以上だと年間平均値は5617円(月額468円)、8Kだと年間平均値1万2829円(月額1069円)となっています。
また、テレビの受信をするためには、NHK受信料が必要です。受信料は2ヶ月払額で衛星契約の場合は3900円、地上契約の場合は2200円です。さらに、多様なチャンネルを楽しみたい場合、ケーブルテレビやCSの契約を検討すると、その分の料金も発生します。
テレビの電気代とその節約方法
テレビの電気代は、テレビのサイズや解像度、そして使用時間によって大きく変わります。 節約方法としては、以下のポイントが挙げられます。
・使用しないときは必ずオフにする
・省エネモードやエコモードを利用
・テレビの明るさを適切に設定する
NHK受信料とその節約方法
NHKの受信料の節約方法としては、以下のとおりです。
・衛星放送を視聴しない場合は、地上契約のみとする
・12ヶ月前払いを利用する
・家族割引を利用する
上記の契約をすることで、月々の費用を少しでも削減できるでしょう。
ケーブルテレビについて
ケーブルテレビの契約は、多様なチャンネルサービスを楽しみたい場合に検討します。 なお、地上波の放送だけを視聴する場合、ケーブルテレビの契約は不要です。不要な月額料金を節約することができます。
総じて、テレビの維持費は意外と高くなることがありますが、上記の節約方法を取り入れることで、コストを抑えることが可能です。
まとめ
テレビを家庭に導入する際、初期費用としての購入費やアンテナ設置費が発生しますが、それに加えて月額の維持費も考慮する必要があります。
全体的に、テレビは本体の購入だけでなく、電気代やNHK受信料などもかかるため、維持費はイメージよりも高くなる可能性があります。テレビの視聴は、コストを意識した選択や利用方法を心掛けるとよいでしょう。
出典
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ 2022年版
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー