更新日: 2023.10.18 貯金

1年間「500円玉貯金」を続けるといくら貯まる? お金を銀行に預ける場合「手数料」はかかるの?

1年間「500円玉貯金」を続けるといくら貯まる? お金を銀行に預ける場合「手数料」はかかるの?
500円玉を1枚ずつ貯金していく「500円玉貯金」は手軽な貯金方法です。ちりも積もれば山となる、といわれるように毎日の貯金額は少額であるにもかかわらず少しずつ確実に貯金することができます。しかし、貯まった500円玉を銀行に預ける場合は手数料がかかることが多いので注意が必要です。
 
そこで本記事では、500円玉貯金を1年間した場合にいくら貯まるのかについて解説するとともに、貯まった硬貨を預ける場合の手数料について紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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500円玉貯金を1年間すると約18万円貯金できる

500円玉貯金は毎日続けることで貯金を習慣化できる点がメリットです。硬貨なので重みを感じることができ、少しずつ貯金箱が重くなっていくことで「ちりも積もれば山となる」を実感できる貯金方法だといえます。
 
「500円玉を毎日1枚ずつ貯金する500円玉貯金」をしていくと、1ヶ月で1万5000円(1ヶ月が30日の場合)貯金することが可能です。年間では365日間貯金していくので18万2500円貯めることができます。
 

硬貨を金融機関に預ける場合はなぜ手数料がかかる?

500円玉貯金をそのまま金融機関に預ける際に、多くの場合は手数料がかかります。紙幣であれば手数料がかかりませんが、硬貨を金融機関に預けるとなぜ手数料がかかってしまうのでしょうか?
 
その理由としては取り扱いに時間がかかることや異物混入の恐れがあることが挙げられます。金融機関にお金を預ける場合は、預けたいお金と現物があっているかを確認しなければいけません。基本的に現金であれば窓口にて手元で数えて確認します。そのため、紙幣や硬貨の枚数が多い場合は時間がかかってしまうのです。
 
また、数え間違いがないように金融機関が許可を得て機械で現金を数えることもあります。この際、硬貨の場合はお金とは違うものが混入していることもあり、最悪の場合は機械が故障してしまう恐れがあるので手間がかかります。
 
このように多くの硬貨を預けることは金融機関にとって時間と手間がかかってしまうため、手数料が必要となるのです。
 

主な金融機関の手数料

窓口で硬貨を預ける際の手数料は金融機関によって異なります。
 
例えば、ゆうちょ銀行では50枚までは無料、51枚から100枚は550円、101枚から500枚は825円の手数料がかかります。500円玉貯金を1年間した場合は365枚の硬貨を預けることになるので、ゆうちょ銀行に預ける場合は825円が手数料として必要です。
 
また、三井住友銀行では300枚以下は無料、301枚から500枚は550円となっています。店内ATMでも硬貨の預け入れが可能で、こちらの場合は手数料がかかりません。店外のATMでは硬貨の預け入れができるものとそうでないものがあるので注意してください。
 
みずほ銀行でも300枚以下は無料、301枚から500枚は550円の手数料がかかります。ATMでの硬貨の預け入れは基本的に無料のようです。
 

まとめて預けると手数料がかかる場合があるので注意!

500円玉貯金を1年間続けると18万2500円貯められます。しかし、金融機関に硬貨を大量に預ける場合は手数料がかかってしまうので注意が必要です。金融機関ごとに手数料の金額が異なるので、預ける際は確認しておきましょう。
 
また、午前中に200枚、午後に200枚というように預けた場合は、1日の合計で計算されるので400枚を預けたとみなされます。まとめて預ける場合と同様に手数料がかかるので、注意してください。
 

出典

ゆうちょ銀行 (硬貨取扱料金早見表)

三井住友銀行 【手数料】硬貨をATMや窓口で入金するときに、手数料は必要ですか?

みずほ銀行 大量硬貨取扱手数料の新設について

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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