更新日: 2023.10.02 その他家計
ランチ代を浮かせたい!「曲げわっぱ」のお弁当箱はコスパがよい?
お弁当を作っている人のなかには、お弁当箱にこだわっている人もいらっしゃるかもしれません。最近では「曲げわっぱ」のお弁当箱が注目され、話題を呼んでいます。「曲げわっぱ」は、見た目のオシャレさだけでなく、優れた機能面から節約にも効果が期待できます。
そこで今回は、「曲げわっぱ」の賢い使い方についてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「曲げわっぱ」とは?
「曲げわっぱ」とは板状のスギやヒノキなどを、特殊な技法で器の形に整えた伝統工芸品です。お弁当箱のほかに、おひつや食器なども作られています。
地域によって使用する素材が異なり、漆塗りが施されたものもあります。100%木材でできているため、木の香りや独自の風合いが楽しめます。
「曲げわっぱ」の魅力とは? 使い方によってはコスパがよい?
「曲げわっぱ」はオシャレな見た目だけでなく、機能面でもさまざまな魅力があります。
●通気性に優れている
●殺菌効果がある
●ごはんをおいしく保てる
●木の香りを楽しめる
●軽くて丈夫
●使い方によっては長持ちする
曲げわっぱは木材でできていることから通気性や吸湿性が高く、お弁当から出る湿気を吸収してくれます。余分な水分を吸ってくれるためごはんが柔らかくなり過ぎず、時間がたって冷めてもおいしいです。電子レンジで温める必要がなくなるため、電気代の節約にもつながるでしょう。
さらにスギの木には殺菌効果が期待でき、お弁当が傷みにくいとされています。
また曲げわっぱは軽くて丈夫な上、使い方によっては長持ちしやすいとされています。ていねいに使うことで長く使えるため、コスパがよいといえるでしょう。
なお、毎日仕事や学校に「曲げわっぱ」のお弁当を持参すると、外で昼食を食べたり買ったりする必要がなくなります。
例えば、平日の昼にコンビニで500円ほどのお弁当を購入すると、月に1万円かかります。夕飯の残りや安く購入できる冷凍食品などを活用することで、食費の節約にもつながるでしょう。
「曲げわっぱ」を長く使うコツ
曲げわっぱは、正しい方法で管理することで長く使えます。1つの物を長く使えば新しく買う必要がなくなるため、節約につながるでしょう。ここでは、曲げわっぱを長持ちさせるコツをご紹介します。
●ごはんやおかずは冷ましてから入れる
●使い終わったあとは手洗いで洗う
●洗ったあとはしっかりと乾燥させる
●電子レンジや食器洗い洗浄機は使用しない
曲げわっぱは湿気を吸収しやすいため、使用後はしっかりと乾燥させることが大切です。乾きが十分でないと、カビが生えたり臭いがついたりする原因となります。最低でも一晩、できれば2日ほど乾燥させるのがおすすめです。
また、電子レンジや食器洗い洗浄機は使用できないため注意しましょう。
毎日のお弁当には長持ちする「曲げわっぱ」がおすすめ
毎日の昼食をお弁当にすることで、外でご飯を買う必要がなくなり食費の節約につながります。
毎日使うお弁当箱には、オシャレで使い勝手のよい「曲げわっぱ」がおすすめです。機能性に優れているだけでなく、正しく使うことで長持ちし、コスパがよくなります。長く使うことで味が出て愛着が湧き、毎日のお弁当タイムも充実するでしょう。
節約を続けるには、楽しみながら取り組むことがポイントです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー