更新日: 2024.10.07 ライフプラン
要は活用次第!家族で過ごす時間をお金で買うことができる!?家事代行の今
そんな中、家族のカタチはさまざま。世帯を構成するみんなで家事を分担してこなしているそんな家族も多いのではないかと思います。
そうは言っても、時間って限られていますよね。お休みや仕事から帰った夜などは、家族団らんの時間をゆっくり過ごしたい!でも、やらなければならない家事に追われている、そんな思いをしている方も少なからずいるようです。
そこで、注目を集めているのが、家事代行サービスです。なんとなく、「お金持ちの利用するサービスでしょ?」と思われる方も多いと思います。いわゆる、家政婦さんの様にほとんど毎日のように家に来ていただき、さまざまな家事をこなしてもらうのならば確かにそれなりの費用がかかります。
しかし、必要な時間だけ、必要な家事を部分的に担ってカバーをしてもらうのであれば、家計に大きな影響を与えず、家族の時間を生み出すこともできるようです。
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
こんなことまでお願いできる!バリエーション豊かな家事代行
家事代行と耳にしてイメージするのは、まずお掃除でしょうか。ただ、お掃除と言ってもそのカバー範囲はかなり広いようです。掃除機がけや雑巾がけといった家全体に係る一般的な掃除から、お風呂・キッチン・トイレ・窓といったスポット的な掃除とジャンルはさまざま。
そのクオリティも選ぶことができるようで、一般的に綺麗になれば良いというものから、ホテルクオリティを謳っていたり、除菌や特殊な洗剤や機材を使った掃除などもあるようです。
次に家事代行でよく聞くのが、料理。その日の食事を準備してもらうのはもちろん。主婦・主夫の強い味方「つくりおき」を多めにしてくれるそんなサービスもあるようです。ただこの料理に関しては、ほかの家事以上に相性が重要のよう。
さらに、人気の家事代行スタッフは何ヶ月も予約が埋まっているなんてこともあるようです。家族の好みに合った料理を作っていただける方に出会えればみんなで幸せかもしれませんね。
その他、庭木の世話や、ペットの世話、クリーニング、アイロンがけ、買い物、ごみ出し、子どもの送迎などもお願いできるようです。さらに、ちょっと特殊なところでいくと、高齢の方の安否確認や、話し相手、季節ごとの衣替え、引越しの準備、パーティーのための飾りつけ、こんなこともお願いできるようです。
これをちょっと手伝ってもらうと楽になるなと感じる家事、いくつかありそうですよね。
それぞれの家庭に合わせた利用方法を考えれば、強い味方に
さまざまな家事を代行してくれる便利なサービス家事代行。でも、何でもかんでもお願いをするわけにはいきません。そこは家計との相談になるのではないでしょうか。では、具体的にはいくらぐらいかかるのか、大手の家事代行サービスを中心に数社のサービスの金額を比較しました。
まず、利用の方法には大きく2種類あり、定期利用とスポット利用があるようです。定期利用の契約をすると、比較的1時間単価が安く設定されているところが多いようで、一般的なサービスで1時間2000円~3000円台というところが多いようです。
そして週に2時間を月4回といったプランにし、1月2万円程度のプランなどからというところが目立ちました。月2万円という出費は、家計にとってはかなりなものですよね。ただ、スポット利用で、月1回のスポット利用で数千円で必要な掃除だけといった利用法もありそうです。
さらにお得に活用できる方法があります。それはお試しプラン。多くの家事代行サービスで取り入れられていて、格安なところでは、1000円台で1時間から利用できるようです。スタッフの方との相性も重要なサービスだけに、お試しプランを活用すれば、自分にあったスタッフの方やサービスを見つけることもできそうですね。
経済産業省によると、家事支援サービスの未利用者における家事支援サービスを利用しない理由として、1番に他人に家の中に入られることへの抵抗、2番目に所得に対して価格が高いと思われるという理由があげられています。そして、調査時点での利用率は3%程度のようです。
定期利用で数万円、スポット利用で数千円決して安くはありません。でも、その出費によって、子どもと過ごす時間が長くなったり、夫婦でデートに出かけたり、自分磨きのために時間が使えるそんな贅沢は、まさにプライスレスかもしれません。
平成28年度男女共同参画白書 概要
経済産業省「家事支援サービス事業者ガイドライン」
Text:FINANCIAL FIELD編集部