更新日: 2023.08.31 家計の見直し
「芳香剤」VS「香り付きトイレットペーパー」結局どっちがお得なの? 金額はどのくらいの差になる?
つまり、香り付きトイレットペーパーを使えば、芳香剤にお金をかけなくてもいいのです。では、無香料のトイレットペーパーと芳香剤を両方買う場合と比べると、どちらがどのくらいお得なのでしょうか。
本記事では、実際に香り付きトイレットペーパーに変えてみた筆者の実体験を基に、どちらがどのくらいお得になるのか解説します。
目次
香り付きトイレットペーパーを使うメリット
香り付きトイレットペーパーは、ラベンダーやバラ、アロマなどの香りが楽しめます。トイレに置いておくだけでトイレ全体が香るので、定期的に芳香剤を買う手間が省けます。他にも、高級感を出せる、芳香剤を置く場所に困らないなどのメリットがあります。
香り付きトイレットペーパーは値段が高め?
香り付きトイレットペーパーは無香料のトイレットペーパーに比べると少々高めです。メーカーや内容によっても異なりますが、筆者が利用している「エリエール 消臭+トイレットティシュー しっかり香る フレッシュクリアの香り12ロール(ダブル)」は税込619円です。
同じエリエールの無香料タイプ「エルフォーレトイレットティシュー12ロール(ダブル)」は税込437円なので、香り付きトイレットペーパーの方が182円高いことが分かります。
他メーカーだと「ネピア ネピネピトイレットロール12ロールダブル桜」は税込538円、「四国特紙 白檀の香り12ロール」は税込988円です。中には「フレッシュな花の香り トイレットペーパー ラブローズ4ロール×6入 トイレインテリア(税込3110円)」のような高級トイレットペーパーもあるので、香りのクオリティーを追求したい人は試してみてはいかがでしょう。
香り付きトイレットペーパーに変えて実際いくら得した?
香り付きトイレットペーパーは値段だけみると少々高めですが、芳香剤が必要ありません。では、香り付きトイレットペーパーを使用する場合と無香料のトイレットペーパーと芳香剤を使用する場合では、どちらがどのくらいお得なのでしょうか。
※今回は筆者が使用している「エリエール 消臭+トイレットティシュー しっかり香る フレッシュクリアの香り12ロール(ダブル)」と香り付きトイレットペーパーを買う前に使用していた、同じエリエールの「エルフォーレトイレットティシュー12ロール(ダブル)無香料」を比較することにします。
※芳香剤は「トイレの消臭元 グリーンラベル ナチュラルレモンリーフの香り 消臭芳香剤 トイレ用 400ml 小林製薬」で検証します。
※「トイレの消臭元 グリーンラベル ナチュラルレモンリーフの香り 消臭芳香剤 トイレ用 400ml 小林製薬」の持続効果は1.5ヶ月~3ヶ月ですが、今回は3ヶ月とします。
図表1
香りなしトイレットペーパーの料金(ダブル・12ロール) | 芳香剤の料金 | 香り付きトイレットペーパーの料金(ダブル・12ロール) | 得した金額※(香りなしトイレットペーパーの料金+芳香剤の料金)-香り付きトイレットペーパーの料金 | |
---|---|---|---|---|
料金(3ヶ月) | 437円 | 377円 | 619円 | 195円 |
料金(6ヶ月) | 874円 | 754円 | 1238円 | 390円 |
料金(9ヶ月) | 1311円 | 1131円 | 1857円 | 585円 |
料金(12ヶ月) | 1748円 | 1508円 | 2476円 | 780円 |
筆者作成
図表1の通り、無香料のトイレットペーパーが437円なのに対し、香り付きトイレットペーパーは619円と少々高めです。しかし、香り付きトイレットペーパーに変えることで、無香料のトイレットペーパーと芳香剤を両方買っていたときよりも3ヶ月あたり195円浮くことが分かります。1年に換算すると、780円お得になります。
香料はペーパーではなく芯に付けられている
実は、香り付きトイレットペーパーの香料はペーパー自体についているのではなく、トイレットペーパーの芯に付けられています。「エリエール 消臭+トイレットティシュー しっかり香る フレッシュクリアの香り」の場合は、トイレットペーパーの芯に消臭成分である「柿タンニン成分」「茶カテキン成分」「防臭コート成分」の3つの成分が配合されて付けられています。
香り付きトイレットペーパーは自分で作れる
香り付きトイレットペーパーは無香料のトイレットペーパーに比べると少々値段が高めなので、購入を躊躇(ちゅうちょ)する人もいるでしょう。
しかし前述の通り、香り付きトイレットペーパーは配合された香料が芯に付けられているため、セルフでも作れます。作り方は、無香料のトイレットペーパーの芯に好きなアロマを吹き付けるだけです。香りが足りなくなってきたらアロマを追加してみましょう。簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
執筆者:桜下あかり
FP2級