更新日: 2023.08.29 その他家計
子どもが夏休みなので毎日「カレー」です。飽きたと言われるのですが、ほかに楽でコスパの良いメニューはありますか?
そこで、本記事では、カレーのコスパやカレーのほかに楽でコスパの良いメニューを紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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カレーのコスパはどのぐらい?
カレーはコスパが良く、定期的に作っている人もいるかもしれません。実際に、カレーのコスパはどのぐらいなのでしょうか。カレーの材料というと、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、肉などです。
農林水産省が公表している食品価格動向調査によると、2023年8月7日の週における野菜の価格(1kgあたり)は、タマネギが290円、ニンジンが453円、ジャガイモが426円でした。また、食肉の価格(100gあたり)は豚肉(ロース)が272円、鶏肉が143円です。
そして、カレールー1パック(12皿分)に必要な材料は、タマネギ800g、ニンジン200g、ジャガイモ450g、肉500gです。ここから、ポークカレー12皿分を作るのに必要な費用は1874円、チキンカレーだと1229円と計算できます。
つまり、1皿分にかかる費用はポークカレーだと約156円、チキンカレーだと約123円です。カレーは作り方が分かりやすいですし、まとめて作って冷凍保存することもできるので、用意しやすいメニューといえるでしょう。
楽に作れてコスパが良いメニュー3選
カレーのほかに、コスパが良くて準備が簡単な食材は何でしょうか。ここでは、3つのメニューを紹介します。
・そうめん
手軽に作れてコスパが良い、夏のメニューと言えばそうめんです。スーパーで販売されているそうめんの価格は300gで300円前後ですが、大手スーパーのプライベートブランド商品となると、それよりもぐっと値段を抑えることができます。ゆで時間もお湯を沸かしてから1分30秒~2分と短く、薬味やつゆを用意する時間を考えても、10分あれば作れます。
そうめんもカレー同様、夏に「飽きた」と言われがちな食材ですが、アレンジメニューが豊富で、食べ方を変えれば飽きにくくなります。例えば、沖縄料理のそうめんチャンプルーは、そうめんのほかに、もやしやニラ、にんじんや豚バラ肉などがあれば作れます。
料理のポイントはそうめんを固めにゆでることで、固めのそうめんをごま油で豚肉や野菜といためるだけです。そうめんチャンプルーは主食にもごはんのおかずにもなるので、レシピを知っておくと重宝します。
・お好み焼き
お好み焼きもコスパの良いメニューです。ECサイトで販売されているお好み焼き粉は、500gで約450円~500円です。スーパーならもっと安く買えるでしょうし、特売の日に多めに買ってストックしておくこともできます。
ちなみに、お好み焼き粉500gで約10枚のお好み焼きが作れます。お好み焼きはキャベツを切るのが面倒くさく感じるかもしれませんが、キャベツを使わずにもやしやネギで代用したりカット野菜を使ったりすれば、簡単に作れるでしょう。
・手巻きずし
最後に紹介するのが、手巻きずしです。ごはんとのり、具材を用意すればよいので準備の手間がかかりません。また、具材のバリエーションが豊富で、刺し身のほか、きゅうりやハム、チーズ、カニカマなどを使うことができます。4人分のマグロ丼を作るときに使うマグロの量は400gですが、手巻きずしならマグロの量は約100gです。
ちなみに、回転ずしの場合、日本人が食べる皿数は、男性だと10~14枚が最も多く、女性だと5~9枚が最も多いという調査結果もあります。家族4人で回転ずしチェーンに行けば、家族構成や食べる量によって違いはあるものの3000円~4000円はかかってしまうものです。単に「すしを食べる」と考えると、そこからもコスパが良いメニューといえるでしょう。
カレー・そうめん・お好み焼き・手巻きずしはコスパが良い
1皿あたり120~150円で作れてしまうカレーは確かにコスパが良く、作り置きもできるので便利です。また、そうめんもすぐに作れて安いため、夏に活用しやすい食材です。このほか、お好み焼きや手巻きずしのように、材料次第で費用を抑えられ、子どもと一緒に作れるメニューは気分転換にもつながるでしょう。コスパの良いメニューを上手に活用して、休み期間を乗り切りましょう。
出典
農林水産省 食品の価格動向
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー