年収がなかなか上がらない！ 貯金や資産を増やすために実行すべき3つのこと

2023年は日本の年収に関して、ネガティブな情報が多く流れています。物価の高騰も続いており、なかなか貯金・資産を増やすのが難しい状況です。そこで本記事では、そんな状況でも資産を増やすためにできることについて解説します。

日本の平均年収が上がらない理由

日本はなぜ年収が上がらないのでしょうか？ これにはさまざまな要因がありますが、労働生産性が低いことや、転職しても給与が上がらないこと、インフレが主な要因といわれています。
 

資産を増やす方法3選

ここからは、資産を増やすための主な方法を3つ紹介します。
 

資産運用

資産を増やすにあたって、資産運用はとても重要です。NISAや確定拠出型年金制度を利用し堅実に資産を築いていくのが、まずは基本となるでしょう。NISAは運用で得た利益に対して、確定拠出型年金は積立金の受け取りに対してそれぞれ税制の優遇が受けられるメリットもあります。
 
運用資金に余裕があれば、配当金を受け取れる株式投資も有効です。配当金を生活費に充ててもよいかもしれませんが、再投資することでも資産を増やすことができます。ほかにも、株主優待も株式投資の魅力です。
 
株式投資の最大の魅力は売買による利益もありますが、資産を築くのであれば長期取引をメインに考えましょう。短期取引や信用取引は大きな利益を生む可能性を秘めている反面、リスクも大きいものですから、一気に資産を失う可能性があります。そういった点には、十分気をつけてください。
 

副業

副業も、資産を増やす手段として有効な方法です。誰でも取り組めるものとしては、ライティングや動画編集などがあります。いずれもさまざまなジャンルで需要があるので、趣味や娯楽を生かせるものから本業の技術や専門性が生きるものがあるので、取り組みやすいという魅力があります。
 
ほかにも個人事業として取り組める、配送業やコンサルなどの副業もありますので、積極的に取り組めば資産を増やすことにつながるでしょう。
 
副業で自身が成長すれば、独立も視野に入ってきてより大きな稼ぎが期待できるかもしれません。しかしあくまで本業と並行するのであれば、本業への影響も十分配慮してください。
 

節約

無駄を省く節約も、資産を増やすことにつながります。定期的に家計簿をつけ、家計を見直しましょう。特に2023年は、光熱費・物価が高騰傾向にありますので、意識するポイントになるでしょう。
 
また、不要なサブスクリプションも見直しましょう。そして節約できたお金は、投資に回すのが効果的です。
 
ただし、我慢のしすぎに注意しましょう。反動で、衝動買いや大きな買い物をしてしまうケースがあるためです。節約にあたっては、消費とのバランスを上手にとりましょう。
 

まとめ

本記事では、年収が上がらないなかで、資産を増やすためにできることを解説しました。年収が上がらないだけでなく、物価の高騰も続くなかで、資産を増やすにはより工夫が必要になってくるでしょう。
 
しかし、少しの工夫や行動の積み重ねで資産は増えていきますので、できることから積み重ねていくとよいでしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー