更新日: 2023.08.01 その他家計

食品ロスを家でも削減して食費を抑えよう!地球にも優しい「節約術」とは

食品ロスを家でも削減して食費を抑えよう!地球にも優しい「節約術」とは
持続可能な開発目標(SDGs)の影響もあり、環境のことを考えて、食品ロスを減らしつつ、食費を節約したいと考える方も多いのではないでしょうか。
 
食品ロスの削減を意識すれば、環境にはもちろん、家計の負担も減らせます。
 
今回は、食品ロス削減の効果と、食品ロスを考えた節約のテクニックを解説します。ぜひ最後まで読んで、環境を意識した節約術を知っておきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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食品ロス削減の環境への効果とは

日本の年間の食品ロスは、500万トン以上になります。そのうちの半分近くは、家庭から出ているため、家庭で食品ロス削減を意識することは、環境への大きな効果があるといえます。
 
食品ロスは、食材だけが無駄になっているわけではありません。食品は、生産から加工、流通、消費までの間に、多くの資源が使われているため、食材以外にも、さまざまな無駄が生まれていることを理解しておきましょう。
 
ロスとなった食品を廃棄するためにも、化石燃料が必要となりますので、それもまた、資源の無駄遣いです。食品ロスは、環境に、さまざまな悪影響をもたらしているといえるでしょう。
 
また食品ロスを削減すると、食材や資源の無駄を省けるだけではなく、経済効果や、二酸化炭素排出量の減少などにも役立ちます。
 

食品ロス削減でできる節約テクニック

食品ロスを削減する方法は、いくつかあります。中でも、以下のような、家庭でできる節約テクニックを知っておけば、家計への負担を減らせるでしょう。
 

●買いすぎないようにする
●調理方法を工夫する
●適切な方法で保存する
●食材の在庫を意識する

 
それぞれ、具体的にどのような方法かを知って実践すれば、食品ロスの削減や節約につなげられます。
 

買いすぎないようにする

食材を腐らせたり期限切れにしたりしないように、買いすぎには注意が必要です。
 
食品ロスの原因には、食材の腐敗や期限切れなどがあります。安いからといって、必要以上に買いすぎてしまうと、食品ロスにつながりやすくなります。
 
食品を買うときは、必要な量だけ買うことを意識して、期限も確認しておきましょう。外食の際にも同様に、頼みすぎには注意します。
 
万が一、買いすぎたときには、上手に使い切るか、冷凍保存などを活用して、捨てるという選択をしないための工夫が必要です。
 
買う量を減らすことで、結果的に、節約につなげられるでしょう。
 

調理方法を工夫する

自炊をすれば、食費を節約できます。本来、ロスになりがちな野菜の皮や根の部分も、工夫して調理すれば、捨てずに済むでしょう。
 
長期的に保存するために、塩を使ったり干したりして、水分量を減らすという方法があります。また、火入れして菌をなくすという方法や、オイルに漬けるなどして、酸化を防ぐ調理方法も、食品ロスや食費の節約には効果的です。
 

適切な方法で保存する

調理する前の食材も、適切に保存すれば、長期的に保存ができるため、食品ロスを減らせます。
 
野菜などは、種類によって保存方法が異なります。白菜やキャベツなどの水分量が多いものは、乾燥を防ぐように保存しましょう。芽が出てしまうようなジャガイモやタマネギは、冷蔵庫での保存がおすすめです。
 
傷みやすいものなどで、すぐに使わないようであれば、冷凍しておくという方法もあります。ただし、冷凍庫に入れたままで、忘れてしまっては意味がないため、保存したものを忘れないように工夫しましょう。
 

食材の在庫を意識する

買い物をするときも調理をするときも、どの食材があるのか、また、どのくらい残っているのかを、把握しておくことが大切です。
 
在庫があることを忘れて、食材を買ってしまい、新しいものから使ってしまうと、食品ロスにつながります。
 
冷蔵庫や冷凍庫は、何があって何がないのかを意識しておかなければ、把握しきれないでしょう。食材の在庫を把握しやすいように、食材を整理整頓することをおすすめします。
 

環境に貢献して節約につなげよう

食品ロスは、社会問題の一つです。食品ロスによって、さまざまな問題や無駄が発生していることを、理解しておかなければなりません。
 
食品ロスを削減すると、普段の生活のなかで実現可能な、食費の節約にもつなげられます。
 
家庭でできる食品ロスの削減を、意識することで社会貢献をしつつ、家計の負担を減らして、節約につなげてみましょう。
 

出典

内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン 今日からできる!家庭でできる食品ロス削減

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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