更新日: 2023.07.13 働き方

フリーランスから会社員に「再就職」できる?実際に再就職で成功したWebライターが語る

フリーランスから会社員に「再就職」できる?実際に再就職で成功したWebライターが語る
働き方が多様化する昨今において、フリーランスの働き方に対する需要が高まっています。ランサーズ株式会社の調査によると、2021年10月時点でのフリーランス人口は1577万人であり、2020年時点での1062万人よりも、増加傾向にあることが分かります。
 
フリーランスは、自由な働き方が可能な一方で、不安定な収入や仕事獲得に、不安を感じる人も多いでしょう。フリーランスになったのち、再び会社に就職(再就職)したという人も珍しくありません。現に筆者も、フリーランスを5年経験したあとに、再就職しました。
 
そこで今回は、筆者の再就職までの経緯や、再就職してから1年ほどが経過した、今の心境などをお話しします。フリーランスからの再就職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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フリーランスはお金関係で悩んでいる

ランサーズ株式会社は、同じ調査で「フリーランスとして働く障壁」についてもまとめています。フリーランスとして働く上での懸念点トップ3は、以下の通りです。


1位:収入がなかなか安定しない 31.5%
2位:収入が低い 30.5%
3位:退職金による老後の備えができない 15.9%

「自由な働き方」が魅力のひとつであるフリーランスですが、収入や老後のお金に関する不安を抱える人が多いことが分かります。
 

フリーランスから会社に再就職したきっかけ

フリーランスになってからも、会社に再就職することは可能です。しかし、どのように再就職すればよいのかが、分からない人もいらっしゃるでしょう。
 
筆者が再就職したのは、フリーランス時代に、ライターとして働いていた会社の社長に「正社員にならないか?」と誘われたことがきっかけでした。その頃、ちょうど「仕事の幅を広げたい」と考えていたため、このタイミングで、再就職に踏み切る形となりました。
 
自分で「再就職しようかな?」と考えて、就職先を調べることもあると思いますが、上記のように、フリーランスとして働きながら、再就職の機会が訪れることも珍しくありません。
 

フリーランスと会社員を経験して感じた心境や環境の違い

フリーランスと会社員を経験して感じた、心境や環境の違いをお話しします。
 
フリーランスでは、自分で仕事を選択できるため、やりたい仕事に専念できました。必要に応じて、学習時間を確保しながら、スキルアップを目指すことも可能です。フリーランスで得た経験やスキルは、自信へとつながりました。
 
一方で、老後に対しての、漠然とした不安がありました。フリーランスは、働いた分だけの収入を増やせる点がメリットでもありますが、そのために、休みを取らずに働いてしまうこともしばしばありました。収入面だけではなく、仕事と休みのバランスに悩む場面もありました。
 
対して、正社員として会社に属することで、仕事と休みのバランスや、収入の安定が取れるようになり、精神的な余裕が生まれたように感じます。フリーランスになる前の会社員のときと違って、仕事の幅が広がるなど、フリーランスでの経験を生かして、働けるようになりました。
 

フリーランスから会社に再就職するのも選択肢のひとつ

「フリーランスから正社員になるのは、不利なのでは?」と、不安を抱く人もいるかもしれませんが、今までの経験を生かすことで、再就職を有利に進められます。
 
フリーランスで培った経験やスキル、人脈などは、再就職の際のアピールポイントとなります。自分の理想の働き方に向けて、再就職を選択肢のひとつとして、視野に入れておくと安心でしょう。
 

出典

ランサーズ株式会社
【ランサーズ】新・フリーランス実態調査2021-2022年版
調査のまとめ
フリーランスとして働く障壁
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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