更新日: 2023.07.14 その他家計

会社員のランチ代は平均「400円」!? 節約するにはどうすればいいの?

会社員のランチ代は平均「400円」!? 節約するにはどうすればいいの?
仕事を頑張るために必要なものはいくつもありますが、昼食も多くの働く人にとって不可欠なものとなるでしょう。リモートワークで働く人は増えてはいるものの、出社している人も依然おり、コロナ禍が明けてきたことで、今後はさらに出社する人が増えると予測されます。そこで気になるのが、毎日の昼食代です。
 
今回は、通勤をしている人の昼食にかかる金額や、昼食代の節約方法などを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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昼食代が減った人は約4割

物価上昇などを背景として節約を意識する人が増え、通勤する人の昼食にかける金額にも影響が出ているようです。株式会社エデンレッドジャパンの実施した「ビジネスパーソンのランチ実態調査2023」によれば、昼食代が「減った」と回答した人は18.7%でした。これは、「昨今の物価高や値上げにより、勤務日に使えるランチ代に変化はありましたか?」という問いへの回答です。
 
また、「やや減った」と回答した人も19.7%となり、昼食代が減った人は合わせて4割弱となっています。2022年9月に実施した前回調査では、「減った」「やや減った」と回答した人は33.7%であったため、昼食代を減らさざるを得ない状況にある人が増えたといえるでしょう。
 

平均の昼食代は400円?

同調査では、「ここ最近の勤務日のランチ代は、平均いくらくらいですか?」という問いへの回答をまとめると、平均の昼食代は400円であったと発表しています。
 
同社による「ビジネスパーソンのランチ実態調査2022」では、昼食代が平均436円(経営者・役員除く一般社員の場合)だったため、1年間で30円以上減った計算となります。1日あたり30円以上減っている点をみると、毎月の消費に対して厳しい状況となっている家庭は少なくなさそうです。
 

食べたいメニューを我慢する人も増えている

同調査で「勤務日のランチを選ぶ際、金額を理由で食べたい食事・メニューを我慢したことがありますか?」という問いに、「よくある」と回答した人は34.0%にのぼります。「たまにある」と回答した人も35.3%となり、合わせると69.3%もの人が金額を理由に食べたい昼食を我慢した経験をもっているようです。これも、過去の同社の調査と比較すると、食べたいメニューを我慢した経験を持つ人の割合は増加傾向にあります。
 
昼食の適正金額は人によって異なります。以上のようなデータを参考にしながら、家計も考慮し、自身で適切な昼食代を導き出すことが重要です。
 

昼食代の節約方法を紹介

昼食代は、工夫次第で節約が可能です。ここでは、比較的簡単にできる昼食の節約方法を紹介しましょう。
 

コンビニの利用を控える

手軽においしい食事が手に入れられるコンビニですが、しかし、費用面ではあまりお得とはいえません。スーパーや総菜屋であれば、より安い価格でお弁当などが手に入れられるでしょう。オフィスのある場所にもよりますが、極力コンビニの利用を控えるだけでも節約につながります。
 

お弁当を用意する

家で作ったお弁当を通勤時に持参すると、外で購入するよりも節約へとつなげやすくなります。夕食の残りや冷凍食品などを上手に取り入れれば、量を減らさずに昼食代の節約が可能となるでしょう。自炊は栄養面でもメリットがあるため、節約と健康の両方を手に入れやすくなります。
 

飲み物の購入を控える

昼食時に水やお茶などを飲む人も多いでしょう。水筒に飲み物を入れオフィスへと持参することで、昼食時にかかる100~200円の飲み物代の節約が可能です。ジュースなどの購入が習慣となっている人であれば、やはり健康面でもメリットがあるため、試してみる価値があります。
 

毎日のことだからこそ、昼食代の節約は重要

物価上昇などの影響により、昼食代を減らさざるを得ない人は少なくないようです。今後、リモートワークの見直しを行う企業が増加すれば、さらに昼食代を気にする人も増えるでしょう。
 
昼食の適正金額は人それぞれですが、多くの人が工夫次第で節約可能です。お弁当や水筒の持参を毎日続けることで、大きな節約効果が期待できます。まずは、コンビニではなく安いお店で購入するなど、節約意識の改善から始めてみましょう。
 

出典

株式会社エデンレッドジャパン ビジネスパーソンのランチ実態調査2023

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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