更新日: 2023.07.04 家計の見直し

日頃の節約でコツコツと!年間「30万円」節約する方法

日頃の節約でコツコツと!年間「30万円」節約する方法
節約に挑戦するけれどなかなか長続きしない、と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。目的や目標もなく、ただ何となく節約しようとしても長続きはしません。毎月の収入から、節約して貯めるべき目標金額を決めることが必要です。
 
この記事では、節約したい人に向けて、事前準備や貯金のコツについて解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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節約して貯金するための事前準備

節約して貯金するためには、事前準備と心構えが重要となります。節約の目的や目標を明確にして、家族がいる場合は、家族にも協力を求めることが大切です。無理のない節約で長く続けられるような工夫をしましょう。
 

お金が貯まる仕組みをつくる

お金が貯まる仕組みづくりの第一歩は、先取り貯金をすることです。先取り貯金とは、毎月の収入から一部を先に貯金に回しておくことです。
 
生活費や家賃などの支払いより先に一定額を貯金することで、支出後にお金が残らないリスクを回避できます。具体策には、銀行の積立預金サービスや、勤務先の財形貯蓄制度、社内預金制度などがあります。
 
また、口座を用途別に分けることもおすすめです。貯金用口座、普段の生活費用の口座、緊急時用の口座の3種類を作っておくとベストでしょう。
 

家計の見直しをする

次に取り組むのは、家計を見直して削減できる費用を検討することです。毎月かかる出費には、固定費と変動費があります。
 
変動費は食費や交際費などで臨時的に発生し、金額の予想がつきにくいものです。反対に固定費は、家賃、携帯電話代、光熱費などで、毎月一定額が発生し、月による変動がほとんどありません。
 

家計簿をつける

節約の効果を実感するには、毎月の収支の状況を的確に把握することが大切です。収入はある程度決まっていますから、日々の支出内容を家計簿に記録して、収支を明確にしましょう。数字を可視化することで、節約のモチベーション維持にも効果があります。
 
家計簿において大切なことは、自分の使いやすいものを選ぶことです。特におすすめなのは、自動計算機能などが便利な家計簿アプリです。パソコンやスマートフォンから検索し、好みのアプリを見つけてください。
 

実行しやすい節約方法とコツ

無理のない節約を長続きさせるためには、コツとテクニックが必要です。すべてにおいて節約しようとしても、挫折する可能性が高くなってしまいます。目標金額を決め、できることから計画的に取り組みましょう。
 

固定費を削減する

まずは、固定費から着手することをおすすめします。毎月かかる出費から削減することが、節約には最も効果的です。家計簿などから支出の一覧表を作成すると、削減可能な項目が明らかになります。
 
家賃は支出で最も大きな割合を占める支出です。目安は給料の3分の1程度といわれています。大家さんに値下げ交渉をする、場合によっては転居も検討するなどの具体策まで考えるのが効果的です。
 
次に、携帯電話代、光熱費、生命保険料も確認しましょう。携帯電話は、料金プランの見直し、大手キャリアから格安SIMへの移行などで負担を減らせます。光熱費も使い方だけではなく、契約している会社やプランを見直すことで、大幅な節約が可能です。
 

食費を削減する

食費削減の基本は、外食の回数を減らし、可能な限り自炊をすることです。たとえば、月に3回だった外食を1回にするだけでも、相応の節約が実現します。
 
外食は仕事上の付き合いや友達との交流などもあるため、すべてをなくしてしまうのは難しいかもしれません。回数や、一食ごとの金額を減らすなど柔軟な対応を心がけましょう。
 

節税対策を行う

ふだん意識することは少ないかもしれませんが、何気なく給料から引かれている税金も大きな負担となっています。節税できるのに、知らなかっただけで損をすることがないようにしましょう。
 
節税には、年末調整や確定申告でできるものなど多数の方法があります。それぞれしっかり学んで対策することが大切です。
 

年間30万円節約し、貯金しよう

単純計算で毎月2万5000円節約できると、年間で30万円になります。つまり、年間30万円を貯金するためには、毎月2万5000円の節約を目標にすればよいということです。
 
目標を決め、事前準備を怠らず、無理のない節約でモチベーションが維持できたら、今日から節約の達人になることができるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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