更新日: 2023.07.02 家計の見直し

エアコンをつけっぱなしにすると「1ヶ月の電気代」はどのくらいになる?

エアコンをつけっぱなしにすると「1ヶ月の電気代」はどのくらいになる?
夏に欠かせないエアコンは、使い方によってはかなり多くの電力を消費します。特にずっと自宅にいるという人は、もしエアコンをつけっぱなしにした場合、どれくらいの電気代がかかるのか気になるのではないでしょうか。
 
本記事では、エアコンをずっとつけていると電気代はいくらになるのか、また節電するにはどのような方法があるのか、解説します。

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FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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エアコンのつけっぱなしで電気代はどれくらいになる?

エアコンをつけっぱなしにするとどれくらいの電気代がかかるかは、エアコンの消費電力・稼働時間・電力会社の料金体系など多くの要素に依存しますが、一例として、ダイキンのS25TTRXS-Wというモデルについて見てみましょう。
 
このエアコンの消費電力は0.5kWです。電力会社の料金は場所や時間帯で多少の変動がありますが、1KWhあたり31円とすると、1時間稼働させた場合の電気代は約15.5円になります。よって、24時間稼働させるとなると約372円、さらに30日間ずっとつけていれば月の電気代は1万1160円です。
 
ただし、これらの数字は平均的な消費電力をもとに算出している点に注意が必要です。エアコンは部屋の状況に応じて冷房能力を調節するため、電気代も変動し、S25TTRXS-Wは最小消費電力時が1時間あたり約3.3円、最大消費電力時が約28.5円とされています。特に夏場の昼間などは最大消費電力に近い値になることが予想されるでしょう。
 

エアコンの節電方法5選

それでは、どうしてもエアコンをつけっぱなしにしたい場合はどのような節電方法があるのでしょうか。ここでは、すぐにできる節電方法を5つ紹介します。
 

・扇風機やサーキュレーターを併用する

エアコンから少し離れた場所が暑い場合、エアコンの設定温度を下げるのではなく、扇風機やサーキュレーターを使って冷たい空気を遠くに送りましょう。エアコンからの風を背にして扇風機の風を送る方向に向けることで、冷たい風を遠くに効率的に送ることが可能です。
 
また、エアコン自体の風量を強く設定することで、エアコンの設定温度を下げるよりも効率的に体感温度を下げることができます。
 

・フィルターの掃除を定期的に行う

エアコンのフィルターは目詰まりすると吸い込む空気の量が減り、冷やす力が低下するため注意が必要です。2週間に1度、フィルターを掃除することで効果的な冷却機能を維持できます。フィルターのゴミやほこりは水洗いや掃除機で取り除き、汚れがひどい場合は中性洗剤を使用して洗い、よく乾かしてから取り付けましょう。
 

・室内外の熱を遮断する

室外機の吹き出し口や室内の窓からの熱を遮断することで、エアコンの冷却効果を高めることが可能です。室外機の吹き出し口をふさいでしまうと室内の熱気が出ていかず、冷房効率が大きく下がってしまいます。また、室内の窓にはカーテンやブラインド、断熱フィルムなどを使用して日差しや熱を遮断しましょう。
 

・外気温の低い時間帯の対応

外気温が下がる朝や夜は、エアコンではなく外気を利用して室内の温度を下げることも可能です。窓を開けて自然の風を取り込み、室内の熱気を排出することで、エアコンの使用を最小限に抑えられます。
 

・高効率のエアコンを選ぶ

エアコン購入の際に、省エネ性能の高いモデルを選ぶことも重要です。エネルギースターなどの省エネ基準に適合したエアコンを選ぶことで、効率的に冷房を行いながら電力消費を抑えられます。また近年では節電モードやスマート機能を搭載している場合もあり、それらを活用することで、効率的な稼働ができるでしょう。
 

うまく節電してエアコンを効率的に使おう

夏場の電気代はエアコンの使用によって、かさんでしまうものですが、上手な節電方法を知ることで効率的に使うこともできます。
 
節約したいからといって無理にエアコンを使わないと体調を崩す原因にもなり危険です。さまざまな節電方法を組み合わせて実践し、電気代を減らしつつも快適な暮らしができるようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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