更新日: 2023.06.29 その他家計
毎日「完全栄養食のパン」ってコスパ悪いですか? 自炊が面倒で気になってます
特に、完全栄養食のパン「BASE BREAD」は、コンビニで販売されているのを見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。
しかし、気になるのがコスト面です。毎日1食(BASE BREADを2個)を食べると月にいくらかかるのでしょうか。本記事では、完全栄養食のパン「BASE BREAD」の栄養価やコスト面について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
完全栄養食のパン「BASE BREAD」とは?
BASE BREADは、ベースフード株式会社が販売する完全栄養食のパンです。代表取締役社長はかつてIT企業に勤務しており、不規則な食生活を続けるうちに健康診断の結果が悪化してきました。
仕事で忙しく自炊をする時間がなかった彼が思い付いたのは、1食に必要な栄養素を詰め込んだ主食です。最初に開発したのはパスタでしたが、その後、パンを開発して大きな話題となりました。
BASE BREADは通常のパンと比較するとカロリーや糖質が抑えられています。「プレーン」のカロリーは205kcal、糖質は20.7gです。また、BASE BREADには26種のビタミンやミネラル、 たんぱく質、 食物繊維などの栄養素が詰まっています。主食のみで1食に必要な栄養素を摂取できるため、仕事や学業などで忙しい人にとっては特に便利です。
毎日1食、完全栄養食のパンを食べた場合のコストは?
BASE BREADは手軽に栄養を取れるため、毎日食べたいと感じる人もいるでしょう。しかし、気になるのはコスト面です。3食のうち1食をBASE BREADに変え、1食に2個食べるとして月額コストを計算していきましょう。
公式サイトで「プレーン」を32袋ずつ定期購入する場合、初回価格は5888円(税込み)、2回目以降の価格は6624円(税込み)です。1個あたりの税込み価格は6624円÷32個=207円となります。1日に2個ずつ食べるため、207円×2個=1日あたりのコストは414円、月額コストは414円×30日=1万2420円です。
サラリーマンを対象としたお小遣い調査によると、男性会社員の平均昼食代は585円、女性会社員の平均昼食代は583円です。仮に昼食をBASE BREAD2個ですませる場合、平均昼食代よりも安くなります。感じ方は人それぞれですが、コスト・パフォーマンスは決して悪くはないでしょう。
お金をかけずに栄養バランスの良い食事を取る方法
BASE BREADが栄養バランス的に良いことは分かっても、「パンに414円かけるのは高い」と感じる人もいるかもしれません。なるべくお金をかけずに栄養バランスの良い食事を取るためには、自炊をするのが一番です。主食・主菜・副菜の最低3品を作り、野菜を多めに摂取することを心掛けましょう。
1人暮らしの自炊はコスト・パフォーマンスが悪いと考える人もいますが、食材をまとめて購入して冷凍保存したり、時間がある時に常備菜をまとめて作ったりなどで工夫すれば食材を無駄にすることはありません。ぜひ工夫して栄養面と節約の両立を目指してみましょう。
BASE BREADのコスパは悪くない
BASE BREADは、1食に必要な栄養素を補える「完全栄養食のパン」です。時間がないときでも手軽に食べられるため、仕事や学業で忙しい人に向いています。ただし、毎日食べるとコスト面が気になる人もいるでしょう。忙しいときはBASE BREADに頼り、余裕のある日は自炊をして栄養バランスの良い食事を作れば節約につながります。
出典
株式会社新生銀行 2020年サラリーマンのお小遣い調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー