更新日: 2023.06.14 その他家計
もっと気軽にととのいたい!自宅サウナを作るにはどのくらいの費用が必要?
自分好みの温度やアロマで、人目を気にせず“ととのう”ことができる点が魅力の自宅サウナですが、設置やランニングコストなどの費用が気になるところです。
本記事では、自宅にサウナを作る際にかかる費用や、ランニングコストについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ブームが止まらないサウナ
男女問わず、とどまることを知らないサウナブーム。多くの芸能人やインフルエンサーも、サウナ好きを公言しています。サウナのために旅行へ行って、お気に入りの施設に通いつめる方も多く、楽しみ方はさまざまです。
サウナ専門の口コミサイト「サウナイキタイ」には、1万を超える多様な施設が登録されています。毎月のように、全国で新施設がオープンしたり、古い施設がリノベーション・リニューアルしたりと、サウナ界隈は大いに盛り上がりを見せています。
プライベートな空間でととのいたい方が多い?
数多くの施設がオープンするなかでも、近年急激に増えたのが「個室サウナ」です。
その名の通り、1~4人ほどで、貸し切りで楽しめる個室のサウナを指します。温度やアロマも自分好みに設定可能で、周りの人の目を気にすることなく、ととのいに没頭できることが魅力です。
価格も、1時間4000円程度の施設から、年会費100万円超えの完全会員制の高級施設まで幅広く存在し、多くの需要があることが伺えます。
自宅サウナの設置ハードルはどの程度なのか
サウナーであると公言する著名人のなかには、より気軽なととのいや、プライベートな空間でのサウナを求めて、自宅にサウナを作った方も多数います。
天候や時間、混雑状況を気にせず、大好きなサウナを自宅でいつでも楽しめる環境には、憧れを抱く方も少なくないのではないでしょうか。しかし、自宅にサウナを設置するとなると、気になるのは、設置費用やランニングコストといった費用面です。
自宅サウナの設置にはリフォームが必要?
自宅にサウナを設置する際に気になる点として、賃貸でも、自宅サウナの設置ができるのかという疑問が挙げられます。結論は、自宅サウナの設置には、必ずしもリフォームの必要はなく、賃貸でも自宅サウナの設置は可能です。
自宅サウナには、さまざまな設置方法があり、スペースとコンセントがあれば取り付け可能な、電話ボックスのような据え置き型のサウナもあります。30万円程度の一人用の遠赤外線サウナから、数百万円する高級なものまで、さまざまなサウナが販売されています。
維持費が高いのでは?
自宅サウナ導入のもう一つの懸念点は、ランニングコストとメンテナンスでしょう。
実は、自宅サウナにかかる電気代は、意外とリーズナブルです。東京電力の場合、4.5kwのサウナストーブを使用すると、1時間あたり165円程度かかります。毎日1時間サウナを利用したとしても、月4950円程度ですので、東京都の銭湯ならば10回分弱の値段で、1ヶ月毎日サウナを楽しめます。
メンテナンスも、基本的には使用後の汗をふき取るだけと簡単ですので、自宅サウナのハードルは、思っているよりも低いといえるでしょう。
テントサウナという選択
それでも、初期費用として数十万円かかるサウナの購入に抵抗を感じる方や、そもそも自宅にサウナを作れるようなスペースがない方も、少なくないと思います。
そんな方には、テントサウナという選択はいかがでしょうか。4人用のテントとまきストーブなどの一式セットで、6万円台から購入可能です。庭や、少し広めのベランダでサウナを楽しめて、使わないときはコンパクトにしまっておけるほか、キャンプやBBQなどのアウトドアでも活躍します。
自宅サウナの導入でもっと気軽なととのいを!
サウナ導入のための初期費用はかかりますが、メンテナンスやランニングコストは、意外とリーズナブルな自宅サウナ。室内にこだわらないのであれば、アウトドアでも活躍するテントサウナもありますので、気軽にサウナを日常に取り入れやすい時代になりました。
毎日、気軽にととのいたいと考えている方は、自宅サウナの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー