更新日: 2023.06.01 その他家計
毎月のスマホ代を節約したい!格安SIMに乗り換えたらどれだけ安くなる?
実際に、大手キャリアと格安SIMで、月々のスマホ代はどれくらい違うのでしょうか。「つながりにくい」といった声の真相や、おすすめの格安SIMについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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格安SIMとは? つながりにくいって聞くけど実際どうなの?
格安SIMとは一般的に、通信設備を持つ大手キャリアからネットワークを借りて、携帯電話サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)を指します。自社回線でサービスを提供している楽天モバイルや、大手キャリアのサブブランドを格安SIMに含める場合もあります。いずれにしても、大手キャリアと比較して、スマホ代が大幅に安くなることが特徴です。
MVNOの場合、通信エリアは大手キャリアと同じです。ただし、ネットワークの一部を借りているため、時間帯によっては、データ通信速度が低下する場合があります。格安SIMの中で、独自回線を持つ楽天モバイルは、地下など、場所によってつながりにくい場合があるといわれています。
格安SIMに乗り換える際は、月額料金だけではなく、利用する場所や使用頻度も含めて、検討するとよいでしょう。
つながりやすくておすすめの格安SIMは?
格安SIMの中でも、つながりやすくて、評判の高い4社をご紹介します。
・楽天モバイル
従量制のシンプルなワンプランで、スマホ代が分かりやすいことが特徴です。3Gまで1078円(税込み)、20GBまで2178円(税込み)、20GB以上は、データをどれだけ使っても3278円(税込み)です。
・ahamo
NTTドコモの格安プランで、回線品質に定評があるドコモ回線なので、安心して使えます。20GBまで2970円(税込み)、大盛りオプションを付けると100GBまで4950円(税込み)です。
・UQモバイル
auのサブブランド。データも通話もコミコミのコミコミプランであれば、1回10分以内の国内通話が無料で、24時間かけ放題になります。20GBまで、3278円(税込み)です。
・mineo
業界最安水準の格安SIMで、自分に合ったデータ容量を4種類から選べて、余ったデータ容量は翌月に繰り越せます。1GBまで1298円(税込み)、5GBまで1518円(税込み)、10GBまで1958円(税込み)、20GBまで2178円(税込み)です。
キャリアとの料金を比較! 月々どのくらい違う?
大手キャリアの料金プランはおおむね同じくらいで、データ量無制限プランが7000円くらいです。家族割やインターネットとのセット割など、各種割引をすべて使用すると、5000円ほどになります。
例えばNTTドコモの場合、5Gギガホプレミアの月額料金は7315円(税込み)で、割引適用後は4928円(税込み)です。3GBまでの場合は5665円(税込み)で、割引適用後は3278円(税込み)です。
大容量・無制限の格安SIMと比較すると、楽天モバイルは20GB以上無制限で3278円(税込み)、ahamoは20GBまで2970円(税込み)、UQモバイルは20GBまで3278円(税込み)、mineoは20GBまで2178円(税込み)で、格安SIMへ乗り換えることで、スマホ代が半額近くになるケースもあることが分かります。
3GBまでしか使わないライトユーザーも同様で、月額料金の比較では、格安SIMに軍配が上がります。
同じ電話番号で引き継ぎ可能! 「スマホ代が高い」場合は格安SIMもあり!?
格安SIMへの乗り換えは、手続きに手間がかかると考えている方は少なくありません。しかし、携帯電話の乗り換え(MNP)手続きは簡単です。同じ電話番号を引き継ぐことができて、手数料は原則無料です。
「スマホ代が高い」とお考えの方は、格安SIMへの乗り換えを検討してみるのもよいかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー