更新日: 2023.05.29 貯金

貯金をしようと決意しても途中で挫折してしまう…。長続きの3つのコツは?

貯金をしようと決意しても途中で挫折してしまう…。長続きの3つのコツは?
「貯金を始めてもすぐに挫折してしまう」などと悩んでいませんか? 長続きさせるコツがあるなら知りたいと考えている方もいるでしょう。すぐに挫折してしまう方は、何かしらの原因を抱えていることが少なくありません。
 
この記事では、貯金を続けられない2つの理由を解説するとともに、貯金を長続きさせる3つのコツを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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貯金を続けられない主な理由

貯金を続けられない理由はさまざまありますが、よくある理由として、以下の2つが挙げられます。
 

自分へのごほうびが多い

欲しいものを我慢して貯金していると、頑張っている気分になることが少なくありません。特に、50万円、100万円など、キリのよい金額までお金が貯まると、この気持ちは強くなります。
 
「頑張っている自分」に焦点を当てると、少しくらいのぜいたくを許したくなります。「前回は我慢したから」「○○円までお金が貯まったから」などの言い訳をして、ぜいたくを許してしまうケースが多くなるでしょう。
 
もちろん、自分へのごほうびは必要ですが、度重なるとお金は貯まりません。貯金を続けられない原因になってしまいます。
 

目標金額が高すぎる

目標金額が高すぎることも、貯金を続けられない原因の1つです。所得と目標金額のバランスが取れていないと、生活に無理が生じてしまいます。
 
例えばお金を貯めるため、仲のよい友人との付き合いをやめてしまうことや、生きがいにしていた趣味をやめることなどが考えられます。
 
短期的には問題ないかもしれませんが、長期的になるとストレスがたまってしまうでしょう。無理が利かなくなると、お金を引き出して貯金をやめることになってしまいます。いわゆるリバウンドで、浪費してしまうことも考えられます。
 

貯金を長続きさせるコツ

貯金を長続きさせたい場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。貯金を続けるコツを解説します。
 

1.目的を明確にする

何となく貯金を始めると、ちょっとしたきっかけで自分へごほうびをあげたくなります。このような無駄遣いをしないため、目的を明確にしてから貯金を始めることが重要です。具体的な目的はケースで異なりますが、住宅資金や教育資金、老後資金を貯めるためなどが多いでしょう。
 
期限と目標金額を設定することも重要です。これらが明確になると、計画を立てやすくなります。ポイントは、大きな目標をもとに小さな目標を立てることです。例えば、大目標が「65歳までに2000万円を貯める」であれば、「50歳までに1000万円を貯める」などのように小さな目標を立てます。
 
また、それぞれの金額が現実的であることも欠かせません。予想される所得と各ライフステージで発生する支出を明らかにした上で、貯金の計画を立てましょう。
 

2.貯金の仕組みづくりに取り組む

お金が自動的に貯まる仕組みを生活に組み込むことも重要です。手間がかかると、面倒で貯金をやめてしまうことがあります。
 
自動化する定番の方法といえるのが、自動積立定期預金の活用です。給料日の直後に給料振込口座から定期預金口座へ自動的・定期的に振り込まれるようにしておくと、お金が勝手に貯まります。
 

3.家族と貯金額を共有する

家族と、目標額や毎月の貯金額を共有することも有効です。第三者の目を加えることで、無駄遣いを防ぎやすくなります。
 
例えば、家計を家計簿アプリ管理し、その家計簿アプリを家族と共有しておくなどが考えられます。
 

コツを押さえて貯金を長続きさせましょう

貯金があると、さまざまな状況に対処しやすくなります。将来に備えて貯金を始めてみましょう。
 
長続きしない場合は、お金の使い方や目標金額を見直すとよいかもしれません。目的を設定して貯金を仕組み化することも重要です。無駄遣いをしてしまう方は、家族と貯金額を共有するとよいでしょう。これらを意識すれば、貯金が長続きしやすくなるはずです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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