更新日: 2023.03.14 その他家計
「キャッシュレス派」「家計簿苦手」…スムーズに家計管理する方法はある?
本記事では、キャッシュレス決済の特徴と利用するメリット、キャッシュレス決済と家計簿アプリの連携について解説しますので、参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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キャッシュレス決済とは?
キャッシュレス決済とは、「現金以外の方法で決済を行う方法」です。キャッシュレス決済の種類をまとめると以下のとおりで、カードやスマートフォンを利用して決済を行います。
・クレジットカード
・プリペイドカード
・デビットカード
・電子マネー
・スマートフォン決済
・QR/バーコード決済
精算方法は、決済を行うタイミングによって「前払い(プリペイド)」「即時払い(デビット)」「後払い(ポストペイ)」の3種類に分類されます。
前払いはあらかじめ残高をチャージして利用する方法で、プリペイドカードや電子マネーが該当します。即時払いはデビットカードなど、決済と同時にひも付けた銀行口座から利用代金が引き落とされる方法です。後払いは、クレジットカードのように利用代金が後日請求される方法です。
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済を利用する際のメリットは以下のとおりで、利便性の高さだけでなく節約効果も期待できる方法です。
・スピーディーに支払いができる
・ポイント還元を受けられる
・現金を持ち歩かずに済む
・支払い履歴を確認できる
いずれも現金払いにはないメリットです。また、キャッシュレス決済を利用することで「いつ」「どこで」「いくら使ったのか」が一目で分かるようになります。家計管理が苦手な人でも収入と支出の流れをスムーズに把握できるでしょう。
スピーディーに支払いができる
スピーディーな支払いができるという点は、キャッシュレス決済の大きなメリットです。
円単位の決済をする際に、財布の中から小銭を探したり、現金のやりとりをしたりといった手間や時間が発生しません。電子マネーやスマートフォン決済、一部のクレジットカードは、スマートフォンやカードを端末にタッチするだけで決済が完了します。
ポイント還元を受けられる
キャッシュレス決済には、利用金額に応じたポイント還元を受けられるなど、現金払いにはないお得さがあります。貯めたポイントは支払いに充当する、商品や航空マイルに交換するなど、選択肢の幅が広いです。
また、決済事業者によっては独自のポイント制度を導入していたり、ポイントの有効期限を無期限にしていたりします。
現金を持ち歩かずに済む
普段の買い物やサービス料金の支払いにキャッシュレス決済を活用すれば、現金を持ち歩かずに済みます。小銭が増えて財布が重くなることもなく、必要以上に荷物が増えることもありません。
また、財布を落とす、スリやひったくり、盗難などのリスクを回避できますし、クレジットカードや一部のスマートフォン決済には、第三者による不正利用の被害を補償する保険が付帯しています。
支払い履歴を確認できる
キャッシュレス決済で支払いを行った履歴(利用日、支払先、利用金額など)は、公式サイトやアプリの会員ページや利用明細などから確認できます。支払いの履歴を可視化できることで、無駄遣いに気付けたり、節約できるポイントを見つけたりする際に役立つでしょう。
また、手書きで家計簿を記入している人なら、手間と時間の削減が可能です。
キャッシュレス決済と家計簿アプリの連携でスムーズな家計管理ができる
キャッシュレス決済は家計簿アプリと連携が可能で、すべての支出が履歴に残ります。
何にいくら使ったのかがすぐに分かりますし、手書きの家計簿のように電卓を使う手間や時間がかかったり、計算ミスをしたりする心配がありません。銀行の口座残高情報やクレジットカードの利用状況もすぐに確認できるので、家計管理だけでなく使い過ぎを事前に防ぐのに役立ちます。
また、夫婦や家族間で家計簿アプリのデータを共有して、家計の改善やお金の使い方について話し合う際に便利です。
キャッシュレス決済を活用して家計管理に役立てよう
キャッシュレス決済にはさまざまな方法があり、スピーディーに支払いができる、現金を持ち歩かずに済む、ポイント還元を受けられる、支払い履歴を確認できるなどのメリットがあります。スマートフォンの家計簿アプリとも連携可能なので、手書きの家計簿が苦手な人でも簡単かつスムーズな家計管理を期待できます。
家計簿アプリのなかには無料で利用できるものもあるので、まずはアプリをインストールして使い勝手を試してみるとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部