更新日: 2023.03.08 その他家計
シャワーの温度を「1度」下げると光熱費は1ヶ月でどのくらい変わる? その他の節約方法も紹介
そこで、おすすめの方法として、シャワーの温度を「1度」下げる方法をあげ、1ヶ月でどのくらい光熱費が変わるのかを解説します。あわせて、シャワーの温度を下げる以外の光熱費を安くする方法について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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シャワーの温度を「1度」下げた場合の光熱費とは?
例えば、40度のシャワーを1分間浴びた場合、都市ガスボイラーのガス代は約5.8円です。シャワーと都市ガスボイラーは一般的なもので、シャワーは毎分12リットル、都市ガスボイラーは熱効率80%としています。温度を1度下げた場合、「1分で約0.2円」「5分で約1.2円」「10分で約2.3円」「15分で約3.5円」安くなります。
そのため、設定温度を41度から40度に下げて、1日15分のシャワーを浴びた場合、1日で約2.3円、1ヶ月で約69円節約できるでしょう。4人家族になると、さらに安くなり、1ヶ月で約276円の節約になります。シャワーを浴びるときは温度を下げれば下げるほど、ガス代の節約になります。
ただし、冬場に温度を下げ過ぎて、風邪をひくようなことになると本末転倒です。気をつけるようにしましょう。
温度を下げる以外の節約とは?
温度を下げるだけでなく、シャワーを浴びる時間を減らすことで、ガス代を押さえることができます。
シャワーを浴びる時間が「5分間の場合、ガス代は約29.1円」「10分間の場合、ガス代は約58.3円」「15分間の場合、ガス代は約87.4円」です。15分間浴びていたシャワーを10分に短縮するだけで、約29.1円安くなります。1ヶ月では、約873円の節約になるでしょう。4人家族であれば、1日につき20分間、1ヶ月につき600分間の節約になり、ガス代も約3492円安くなります。
また、水量を押さえることで、水道代を浮かすことが可能です。温める水の量が減れば、当然、ガス代も安くなります。
おすすめは「節約用のシャワーヘッド」です。通常のシャワーヘッドの穴よりも小さな穴になっているため、付け替えるだけで2~5割の水道代・ガス代の節約になります。加えて、シャワーの水量を押さえるには、髪や身体を洗っている間もシャワーを流しっぱなしにするのではなく、こまめに止めるよう意識することが大切です。
このほか、ガス会社や料金プランを切り替えることでガス代が安くなるケースもあります。なかには、ガス会社と電気会社を一緒にすることで、割引になるプランがあるところも。インターネット上には、さまざまなガス会社のガス料金比較サイトが用意されています。自分自身の生活スタイルに合ったガス会社や料金プランを探してみてはどうでしょうか。
シャワーの温度を下げたりシャワーの時間を短くすることで節約しよう
例えば、設定温度を41度から40度にして、1日15分のシャワーを浴びた場合、1日で約2.3円、1ヶ月で約69円の節約になります。4人家族になると、1ヶ月で約276円の節約です。
このほか、ガス代の節約には「使うシャワーの時間を短くする」「水量を押さえる」「ガス会社や料金プランを切り替える」といった方法もあります。ガス代などの光熱費を節約するには、日々の小さな積み重ねが大切なのです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部